本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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たった一言の心理術/多湖 輝
言葉は使い方によって効果を発揮したり、全く発揮しなかったり色々とあります。
普段は駄目だったことが、言い方を変えてみたら大丈夫だったり…そんな経験はありませんか?

そんな人にお勧めなのがこの『たった一言の心理術』です。
人の深層心理から表現を選び、相手をこちらの思う事を的確に伝えていく為の本です。

□ たった一言の力 ―いつの間にか「イエス」と言わせる法
物の頼み方によって、ノーだったところを上手くイエスに持っていこうという部分です。
まず基本的なところで小さなことから順に頼むというものがあります。
いきなり主題から入ろうとしても拒否される可能性があるので、小さな要望を少しずつあげていくと、最終的にこちらの主題が、相手にとってはそれほど大きな事ではないように思えるようになるというものです。
また相手を受け入れる事、キーワードとしては『なるほど』や『たしかに』といった言葉も有効です。
もっと簡単に実践できるところでは、こちらの通したい要望を最後に言うという方法が紹介されています。
本文中に出てくる例では、『お届けいたしましょうか、それともいまお持ち帰りになりますか』というものがあります。
こちらから届けるというのは手間ですから、本心を言えば持って帰ってほしい。そういう時は上記の順番で言うと効果的だそうです。

□ 言葉の「心理戦」に強い人、弱い人
これは会話の中に相手の心理をくすぐる技術を用いることです。
実は僕も販売の仕事をしていたときに実践していた方法が紹介されていましたので、自慢げに紹介してみます。
それは相手の名前を意図的に多く呼ぶことです。
相手の名前を呼ぶことで親近感が沸くんですね。もちろん、相手の名前を聞き出すという作業も大変なのですが、これは本当に効果的なのでまだ実践していない方がいればお勧めの方法です。
他には具体的な数字を伝えるという方法があります。
人はよく抽象的な『大体』や『大抵』といった言葉を使うものですが、これがたとえば『検討されている人の中で80%のお客様はこれを選ばれます』といえば、とても具体的な事を伝えてくれているような気がします。
その具体性は説得力につながります。80%の人が選んでいるなら、間違いないのかな?と思うわけですね。
また世代や人に合わせた言葉や内容の会話を心がけることで親近感を持たせることが出来るそうです。
こうした技術で、気づかない内にお互いの距離感を縮めることが出来るのですね。
採用しやすい方法が多いので、明日からでも…という即効力のある項目でした。

□ 相手の心を動かす一言、閉ざす一言
表現の仕方一つで気持ちが変わってくることがあります。
自己暗示のような方法にも思えますが、たとえば記録的なミスをしたら、それをマイナスに思ってしまえば落ち込む一方ですが、新記録だと言い切ってしまえば、精神的な苦痛から抜け出すことが出来ます。
記号的戦術というそうですが、確かに効果的な気がします。
…もちろん反省することから抜け出してしまう事は許されませんが。
この他にも相手を立ててあげることや、あわてている相手にゆっくり語りかけたり、クレームの際に相手の言葉を穏やかに繰り返すことで相手を冷静にし、会話の主導権を自分のほうへ持ってくる手助けになるといった方法が紹介されています。

□ 言葉の心理トリック ―人がだまされる時
ちょっとした表現の使い方で相手をころっとだませるという、余り使用はお勧めできないような項目です。
こういう内容は知っておくことで、だまされないようにする為に有効ですよね、きっと。
まず比較のトリック。
これはよくお店などで見かけるもので、複数の事実の『ある一面だけを比べる』というものです。
本文中に出る例を挙げれば、品質を無視して価格のみを比べるということです。本当に大切なのは品質と価格のバランスだと思うのですが、効用は変わらないけどこちらのほうが安いという勧め方をされると、安いほうがお買い得に思えてしまいます。
また現在形を強調し、断定的に話すと現実とイメージの区別がつかなくなるそうです。

…と、こんな風にちょっとした表現の仕方で相手の判断を狂わせ、誘導することが出来ます。
「みんながそうしている」式説得術という言葉が登場していましたが、こういったトリックには気をつけたいですね

□ 「魅力ある自分」「印象的な自分」「できる自分」
この項目は興味深いコツが幾つか紹介されていたので、僕が気になったものを少しピックアップしてみます。
・日本語は文末に注意が集中する
・言葉のイメージを意識する(視覚化しやすい言葉は印象が強い)
・相手を説得する時は声を落とす(穏やかな声は怒りを払う
・沈黙の効用
・自分なりのトレードマークとなるきめ台詞
・「あなただから」や、第三者との比較で自尊心をくすぐる

上記以外にも色々な方法が紹介されていましたが、僕は上記のことがある程度実践していければ面白いなと思いました。

□ 人生「ここ一番」の一言解決方法
人生の色々なシチュエーションをより効果的に解決するための言葉の選び方が紹介されています。
・人をほめるとき:意外な長所を
・困っている人に:同情する言葉を
・怒っている人に:同調する言葉を
・緊張したとき:その事実を口にする
・お世辞をいう:段階的にエスカレートさせ、何度か言う
・怒られると思っている人に:怒らない方が効果的

こうした項目だけを読んでみても、実践的には思えないように思うのですが、実際にこの本を一冊丸々読んでこの項目を見ると、なるほど!と思わされます。
単に上記を実践しただけでは駄目なんですよね。
怒っている人に同調して、一緒になって怒っても自体は解決しない。
きちんと『相手を受け入れ』ながら、『穏やかな口調で』同調すれば効果的なのでしょう。
小さなことの繰り返しなのですが、なるほど応用しながら使っていけるんだなと思いました。
こういう事は覚えておきたいですね。




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