本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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メタルカラーの時代1/山根一真
メタルカラーの時代という本がブームになったのはしっていたのですが、具体的にどういう内容なのかは知らないままでした。
最近プロジェクトXの著書を読んでいたところ、似たようなコンセプトだからと勧められて遅ればせながら読んでみました。

このメタルカラーの時代という本は、現代の匠とも言える工業に携わる人々の仕事内容を紹介するもので、その仕事をメタルカラーと定義づけています。
本文は専門の特殊な職業の方と、著者の対談形式をとっています。
案内人がエピソードを辿って行くような構成になっているプロジェクトXに対して、メタルカラーの時代シリーズは、著者が読者と同じく素人の立場で専門家の話を聞いているという点で、とても共感しながら読み進めていけます。

対談をする相手も、プロジェクトXが色々な話題に触れているのに対して、この1巻で言えば例えば明石大橋
造るのに際して、話しの中で気になった工程に携わった人々と次々に対談をして行くので、読んで行くほど点と点が繋がっていくように理解し易くなっていきます。
一通りを読み終わるころには、その工事に関してかなり詳しくなれるという、無理のない構成は、基本的に文系の頭しか持ち合わせていない僕にとって理解し易くて助かりました。

ということで、第一巻のみですが気持ちよく読破しました。

少し前にプロジェクトXの本も含めて色々と瀬戸大橋の建設に関して調べていた時期があるのですが、この巻では明石大橋の建築に携わった業者の方との対談も収録されてるのですが、瀬戸大橋のころとの比較や、瀬戸大橋での経験がどのように活かされているのかがよく見えて面白かったです。
著者の語り口調が明るいせいか、そう専門的な内容を読んでいるような感じは受けずに読めるので、ドラマティックに仕上げているプロジェクトXに馴染めない人にも勧められそうな一冊です。

最後にプロジェクトXとの最大の違いを紹介します。

下ネタの有無。

以上っ。
著者の方、結構好きなんでしょうね(笑)



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