本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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プロジェクトX あさま山荘 衝撃の鉄球作戦
僕の祖母が小さいころからよく口にしていた事件があります。
それが連合赤軍が起こしたというあさま山荘事件でした。
祖母の発言によると、CMなども挟まれずにずっと生中継されていたそうで、日本中が固唾を呑んで見ていた…との事でした。
とても印象的だったのか、篭城していた山荘を突破するために行われた鉄球での山荘への攻撃の状況などをとても熱く語っていました。

そのような経緯もあって関心はあったものの、今まであまりよく事件を知る機会がなかったので、この際に勉強してみました。

連合赤軍のメンバー5人が逃げ込んだ山荘で管理人の奥様を人質に10日間に渡り立てこもり、そして死者3名に数多くの重軽傷者を出したという、日本の歴史上でも最も過酷な銃撃戦だったそうです。

このプロジェクトXによる取材は、主に民間人の立場に重点が置かれているのが特徴です。
軽井沢の冬の厳寒による疲弊を気遣った主婦たちの炊き出し、そして民間人という立場でクレーンを操作して突破口を開くための鉄球を叩き込んでみせた方、自分たちのたくわえとして持っていた水や土を提供した人々…。
元々事件が起こった地区の方々は地域の先行きを懸念して、当時流行りつつあった保養地として再開発を行ったそうです。
なので自分たちの地域に対する思い入れがとても強かったのでしょう。
積極的に協力を買って出ています。
銃弾から身を守るための土嚢も、突入の際に銃撃を封じるための水も、それを提供してしまうと次のシーズンで彼ら自身が困ってしまうような貴重なものだったそうです。それでも提供を買って出たのは、自分たち自身の利益よりも、自分たちが開発して育ててきた地域が荒らされてしまう事へ対する怒りのようなものがあったのだろうと思いました。

そういえばこの事件の関係者がクレーンによる鉄球の計画を失敗だとする発言をしていることもあるようですが、そもそもあのクレーンの最大の目的は人質が2Fに捕らわれているだろうと想定した上で、犯人を3階へ引き寄せた後に鉄球で2Fと3Fをつなぐ階段を破壊するというものだったそうです。
しかし、実際には人質は3Fにいた為に狙い通りの効果は得られず、山荘へ対する攻撃という意味合いのみになってしまっています。
その意味では少し目的を失っていた部分もあったのかもしれませんが、民間人に生死にかかわるような現場へ出てもらう際の警察の敬意というのは、なかなか美しいものがありますので、ぜひ実際に目を通してみていただきたいと思いました。

ところで余談なのですが、攻めづらいあさま山荘を篭城する場所と決め込んだのは、そもそも立地を見て狙ったわけではなく、たまたま入り込んでみたら立地がよかったから篭城を決めたという事だったそうです。
自分のみには降りかかってほしくないと願わずにはいられないような、恐ろしい偶然だと感じました。



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