本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事☆

本棚

カレンダー


07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

谷中村滅亡史/荒畑 寒村
足尾鉱毒事件の際に行政の意思により廃村へ追い込まれた村があります。
それが谷中村です。

洪水に悩まされた反面、その洪水によって育まれた土壌によって恵まれた農作物を算出していた村ですが、足尾銅山からの流れる鉱毒によって農作物が駄目になってしまうという被害が出たそうです。
しかし政府は洪水被害を重視していたのか、谷中村を渡良瀬川の遊水池とすることで対処しようとします。

このような流れから、政府と栃木県による谷中村を滅亡させるための動きが出てきます。
たとえば堤防を工事するという名目で除去して、谷中村への洪水被害を増大させたり、免租の為に選挙権をなくした村に廃村を進める人材を送り込み、学校などを廃止したり合併を遂行したりと、村民の意思を反映しないことが次々に起こったそうです。
最終的には土地収用法によって強制的に立ち退きをさせてしまうのですね。

この本はこうした動きに徹底的に立ち向かった田中正造さん(足尾銅山の告発を生涯続けた元政治家)が事件の記録を残すために荒畑寒村さんに依頼したレポです。

国の動きって言うのは、恐ろしいなと思わされる内容です。
現在のように情報網が発達すればこのような事態は起こらないのかもしれませんが、公権力というのはこういう事が出来る力なんだなーっていうのは、強く感じました。
この本が田中正造さんの発案で作られているものだと言う点を差し引いても、色々と考えさせられる内容でした。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:

ブログ内検索

amazonさんで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.