本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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幽☆遊☆白書/冨樫義博
最近、冨樫義博さんの新作であるHUNTER×HUNTERが連載再開…なんてニュースを見て、つい懐かしくなり、著者の僕ら世代にとっての代表作である幽☆遊☆白書を読み返してみました。
最近は判りませんが、当時のジャンプは作品に人気が出てくると人気の傾向に沿って作風が変わっていく習慣がありました。
代表的な例だとドラゴンボールがあります。
初期の願いが叶うというドラゴンボールを集める冒険物語から、徐々に天下一武道会のような戦闘シーン中心へシフトしていきましたが、幽☆遊☆白書もそういった傾向を強く受けた作品でした。

□ オカルトコメディだった初期
主人公は物語り冒頭でいきなり交通事故で死んでしまいます。
死んでしまった浦飯幽助は地元でも有名な不良で、霊界はまさか彼が事故に巻き込まれるはずだった少年を庇うという出来事が起ころうとは想定しておらず、予定外に死んでしまった浦飯幽助に一定の試練を与えて生き返るチャンスを与える事を決めました。
この出来事が復活後に彼の霊感を高め、そして人間界で起こるイレギュラーな出来事(妖怪退治)を処理する霊界探偵としての役割を担うきっかけとなります。

この初期の頃はコメディタッチなんですね。
登場人物の名前にしても主人公が浦飯幽助、ヒロイン役が雪村螢子、この二人やライバル役の桑原和真が通う学校も皿屋敷中学、霊界の案内人兼霊界探偵の助手役がぼたん…と、結構、それっぽい設定になっています。
他の登場人物でも妖狐の蔵馬の人間名が『南野秀一』とされているのが、実はアイドル歌手の南野陽子(=ようこ=妖狐)だったり、コメディタッチの名残が随所に見受けられます。
ただし物語の後半では他の登場人物の名前が普通のものが増えてきたために、幽助が『変な名前』と揶揄されています。…ただし、それを言ったのは、比較的初期に通じる名前だった黒呼(くろこ)の子供でしたが…。

□ 強さを追い求めた暗黒武術会
霊界探偵として実績を上げる一方で妖怪たちの注目を浴びた浦飯たちは暗黒武術会と呼ばれるイベントのゲストとなる。
この戦いには浦飯幽助、桑原和真、蔵馬、飛影、幻海で参戦します。
武術会なので、当然のごとくに今までのストーリーが大幅に割愛される形で戦いに没頭していきます。
こういったシフトがあるからジャンプって…と思う僕は、霊界探偵時代の物語が好きでした。
ただ良いシーンも多いんですよね。
真剣勝負の中で男気が光る桑原とか、幻海と幽助の師弟物語、そして永遠の別れ―。
ちなみに蔵馬が妖狐時代の姿に戻って見せるのもここが最初でした。
ただ定番といえば定番で、不死身属性の主人公、クール、知的、熱血っていう面子が揃うわけです。

□ 先代との戦い、魔界の扉
暗黒武術会に比べると幾分か軌道修正されたのが霊界探偵として先輩に当たる仙水 忍との戦いでした。
彼が開こうとした人間界と魔界を繋ぐ扉…これを阻止しようと、霊界までも巻き込んだ大掛かりな戦いになりました。
魔界の扉を開こうとした影響で、奇妙な能力を持った人間が出てきており、『テリトリー』と呼ばれるエリアを生み出し、その空間のみで有効となる『能力』を活用した戦い…が、実践されるのかと思いきや、後半は結局殴りあいで終了という、なんとなく連載全体を総括したような仕上がりに終わってしまいました。
前半は従来の物語の雰囲気がたっぷりなのですが、後半はやっぱり戦い重視になってしまいました。
この戦いで幽助の知られざる正体が明らかになる…という物語でした。
仙水 忍を霊界探偵として登用したコエンマが、責任を感じるというシーンで、結構シリアスな役回りを果たします。
おしゃぶりの謎が解けたりするのも、この物語です。

ネタバレ等は続き以降で。



□ 最終回&ありゃりゃ、魔界に行ってしまった。
幽助が隔世遺伝の超大型バージョン(魔族大覚醒と呼ばれるもので、遠い祖先で混ざった魔族の血が子孫に反映される)で魔族になってしまった後の物語です。
一度は人間界に戻り、平穏な暮らしを手にした幽助ですが、自分と仙水 忍との戦いを邪魔した自らの祖先、そして自分よりも強いという存在に惹かれて、やがて魔界へ行くことを決意します。同時期に蔵馬や飛影も魔界へ発つ事になり、魔界統一トーナメントへ参加します。

で。
最終回に関してですが原作とアニメで大きく異なる部分があるのでその部分をちょこっと書いて終わります。
まず原作。
魔界統一トーナメントに関する記述は殆ど割愛され、幽助が人間界へ戻り初期の頃のような霊界探偵物語へシフトします。
唐突な展開で最終回を迎え、そこで幻海が死んだ事が明らかになり、その遺産(相続人は主要メンバー)である人間と妖怪が一緒に暮らせるようになるまでの避難場所が示されて終了です。

そしてアニメ。
原作で描かれた霊界探偵の物語がこちらでは割愛されます。
その代わりにトーナメントの戦いが多く収録されています。
まだ元気な幻海が原作で遺書に記される遺言を聞かされます。そして幽助が戻ってきて終了です。

どちらでも好みに合うほうをご覧下さい。
個人的にはやっぱり、原作かなぁ。




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