本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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ケーベル先生/夏目漱石
夏目漱石さんの作品の中で、とても短編ですが、とても大好きな作品です。

この作品は明治から大正初期にかけて東京大学で哲学などを教えていたロシア人教師ラファエル・フォン・ケーベルに関するエッセーです。
彼は著者の夏目漱石はもちろん、数多くの哲学者を導いた事でも知られています。

作品はとてもシンプルかつ短いものです。
安倍能成さん(この方も哲学者)と共に久し振りにケーベル先生の自宅へ食事に呼ばれていくというものだけで、ケーベルさんの人となりや暮らしぶりが詳細に記録されています。
言葉の端々から、夏目漱石さんのケーベルさんに対する敬愛の念がにじみ出てくるのが微笑ましいです。
結局、ケーベルさんは戦争の影響で本国へ戻る事が出来ないまま日本で最後まですごす事になりますが、この時はいずれかは日本を去る予定になっていましたし、彼は『一度日本を離れればもう帰らない』と言っていました。

この時の夏目漱石さんの気持ちは判りません。
しかし、人が大人になった時に『先生』と呼べる相手が居る事、自分を預けられる相手が居る事…それがとてもうれしい事だと、今は思います。
恩師に『先生』と呼びかけた時、いつでも気持ちは学生時代に戻って楽になれます。

もしかしてそんな気持ちを抱いていたのかな…なんて思ったりするのです。


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