本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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小説こちら葛飾区亀有公園前派出所『目指せ!乱歩賞』/東野圭吾
あの『こち亀』を小説化したのがこの作品です。
秋本さんが『70年代から使っているおもちゃ』と表現するように、『こち亀』は数ある漫画の中でも有数の連載期間を誇る日本を代表する漫画のひとつです。
長い時間を経るにつれて、キャラクターたちは秋本さんの創作から個性を持つ創作物として、まるで自我をもって作者の出すシチュエーションの中で自由に踊っているかのように見えてくるのは僕だけではないはずです。
今回は著名な作家さんたちが、その両さんたちを操って見せます。

東野圭吾さんが描いた両さんは、なんと自身もデビューのきっかけとなった江戸川乱歩賞を目指すという破天荒な作品ですが、賞金や印税を欲しがって急に小説家を目指すなんて、原作にありそうな流れで面白かったです。
両さんが実際の犯罪者たちを脅して、その手口を研究、作品化していくのですが、賞レースの行方は読んでのお楽しみ。

ところで東野圭吾さんが両さんを描くというだけでも充分に興味深いこの作品ですが、受賞者自身が江戸川乱歩賞の裏側を描いているという面でも興味深い部分があります。
特に第一次選考では数名の下読みが手分けをして選ぶというシステムになっているそうで、それに関しては次のように発言しています。
運がよければ二次選考ぐらいまで残ったのに、下読みとの相性が悪かったせいで一次で落ちた、ということは頻繁にあると考えられます
これは、きっと一次選考で落ちてしまった後輩たちに対するエールなんでしょうね。
もちろんきちんと『最終候補に残るほどの作品が、下読みの好み程度のことで一次で落ちることなど、まずあり得ない』というフォローも入っています。

そして、もう一つ名言発見。
作家を目指す人間について、中川の台詞で一言。

ミステリ小説が好きなんだと思いますよ

きっとそうなのでしょう。
東野圭吾さんもミステリ小説が好きなのでしょう。



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