本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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どんな仕事も楽しくなるすごい!法/深井次郎
あんまり怪しいタイトルの本は読まないようにしているのですが、副題としてつけられていた『あなただって、奇跡の人なんだ!』というフレーズに興味を引かれて購入してみたのがこの一冊です。

仕事に対する気の持ちようなどを偉人の名言などを例に挙げたりしながら、少しずつ切り替えていく本です。

たとえば僕らの多くは、残念ながら社会へ出る際に『好きな事を仕事にする』のではなく、いくらかの諸条件を並べて妥協したり、不景気の際にはとりあえず内定が出たところの中で一番条件がいいところを選んだりしながら就職をします。
そんな時、『少しでも仕事がおもしろくなる方法を考えていく』事を、どうしても忘れがちです。そして向いてないとか、最初からやりたかったわけじゃないなんて寂しい事をいいながら、職を変えていく。
この本では今の仕事を好きになっていく、面白くしていくための意識改革が期待できます。

でももし仕事を変えるとしても、『好き』にこだわるだけではない選び方もあります。
本書の中で『「ワクワクの核」を見つける』として紹介されていますが、たとえば切手が好きだから郵便局員になるのか、切手のデザイナーになるのか?というのは単純に思いつきますが、切手のコレクションなら『収集する』事や『整理する』事などに対する興味が強い部分があるはずです。
こうやっていけば、郵便局員か切手のデザイナーか…以上に、自分に向いている、好きになれそうな仕事の幅が広がりますよね。

肝心の意識改革の面においても、上記の仕事探しのように本当にシンプルなんです。
本文中で写真家の星野道夫さんの言葉が紹介されています。
大切なことは、出発することだった
失敗はやりつくせばいいんです。とにかく動けば事態が変わる。

失敗から成功も見えてくるし、改善策も見えてくる。
未来と言うのは失敗している人達が変えていくものなのです。
革命の始まりは、トップからではなく、すべてしたから起こったのだと言う事実を忘れてはならない』。今の失敗は未来の糧になる。未来の糧を増やすために、まず動き出す事が大切なのでしょう。
星野さんも部屋にこもってどう写真を撮影しようかと思い悩んでいるのでは、何も出来なかった筈です。

著者がこうもシンプルに社会人の抱える悩みにメスを入れていけるのは、少し引いてみているからでしょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉が紹介されていますが、『どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、全体がよくながめられるようになります』という言葉の通り、当事者になると目の前の事ばかりしか見えません。
以前、仕事で現場に出ているときに『少し離れて作業に加わらない人』という役割を作った事があります。
そうしてみてみると、無駄な動きが見えたり、これまでの問題を解決するためにはどうすればいいのかといった事がよく見えてくるのです。

だから、たとえば販売の仕事に飽きてくることってありますよね。
客に言われたものを売るだけでは、毎日が繰り返しになってしまう。
でも、フォードの創業者の方の言葉に耳を傾けると、それだけでは駄目だと気づかされる。
何が欲しいか世間に聞いていたら、(車ではなく)足の速い馬という答えが返ってきただろう
お客さんの要望に耳を傾けながら、それに最適な商品を勧めていけばいいんです。
これって単純だけど、なかなか出来ない。
言われたものを売っていれば失敗が無いし、お客さんだって不満には思わない。
だけど、ヘンリー・フォードさんは馬を売らなかった。
要はお客様の要望に応えられる馬の代わりを提案すればよかったのです。
きっとお客さんは快適に移動をしたかったのでしょう。それなら快適に移動できる手段であれば、馬でないといけない理由はそんなに無かったはずです。
こうやってもう一歩先を目指せば、仕事ってきっと面白くなる。
10人に対して10通りの売り方を見つけ出せるから。

深井さんが目指す理想は、他の本とは少し違うんですね。
たとえば目指す自分の目標も、メロンな人もいれば、しょうゆ向きな人もいる。
それは自分に向いている自分を目指せば良い…という考え方です。
だから無理なく読める。自分は自分に出来る事を探せば良い。
ちょっと仕事に疲れ気味な時、こんな本で気分を楽にしてみてはどうでしょうか。



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