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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
ドラえもん 0点・家出編/藤子・F・不二雄
ドラえもんに登場するのび太は小学校の頃の自分自身の姿を投影しやすい存在でした。
あんなに0点は取らないけど、あんなにいじめられたりしないけど、どことなく自分に近い存在。
テストの点数や親の反応に苦悩する姿や、時に家族に失望して家から飛び出してしまいたくなる衝動は、やはり小学生だった頃の僕にも、あった。

だけどそれを藤子不二雄先生は優しく否定してくれた。
急にテストの点数がよくなる方法なんて無いんだよ、家を飛び出していったってやっぱり家族っていいもんなんだよ。
のび太を通して、そんな大切なメッセージを送ってくれていたような気がします。
この0点・家出編ではそんな作品が集められています。

あの頃、のび太は僕たちの道しるべだったのかもしれない。

ネタバレ等は続き以降で。


0点編

一生に一度は百点を…
鉛筆に付属したコンピューターが勝手に回答してくれる『コンピューターペンシル』にまつわる物語です。
その鉛筆を使って宿題のみならずテストも…と企むのび太の心の葛藤を描いた物語です。
0点編のトップバッターにふさわしい、道具に頼って点数をとっても意味が無いんだよという結末です。

テストにアンキパン
究極の案記述!?
ノートの内容をパンに写して食べると暗記出来るという妙にアナログな道具です。
ただし欠点があり、食べるとお腹が膨れ、排出すると忘れるということです。
致命的な欠点のような気がする。

多目的おまもりは責任感が強い

おまもりが使用者の願いを強制的に実現していく道具ですが、行きすぎな点とひとつの願い以外のことは一切見切られてしまうという欠点がありました。
ちなみにこの作品の冒頭で出来杉と親しくしているしずかに対して『しずちゃんきみ…、このごろ少し…、出来杉となかがよすぎるんじゃないか』という、とても弱弱しい指摘をしています。

ハッピープロムナード
通り抜けると小さくなる例の道具の気分バージョン。
0点を取ってしょぼくれるのび太の気分を向上させてくれます。
どうでもいいエピソードですが、しずかはテストで85点をとって叱られています。かなりの教育家庭だった模様。のび太との結婚を決めたときはさぞかしがっかりしたことでしょう。(いや、してなかったけどね)

ぼくよりダメなやつがきた
のび太よりも勉強も運動も出来ない転校生が来て、のび太大喜び!という作品。
この作品でのび太が普段のスネ夫のように転校生に振舞っていた姿を見せるドラえもんというのは、今でもドキッとさせられます。気をつけたいですね。
ちなみにのび太の0点率は20%であることが判明。

な、なんと!!のび太が百点とった!!
なんちゅうタイトルですか。
ちなみに先生の反応は『何度調べても百点なんだ』との事。
みんなに褒めてもらいたくなる気持ちって判りますよね。そんな物語。

「真実の旗印」はつねに正しい
嘘をついてもばれてしまうというとんでもない愚痴からドラえもんが出したのが、この「真実の旗印」という道具で、これを持って発言したことは全てが本当だと思い込まれるという物語でした。
ところで冒頭でのび太がついた宿題をしなかった理由は『手をくじいてエンピツがもてなくて…』でした。ひどすぎます

ビョードーばくだん
自分だけダメなところばかりで不平等だ!というところから、のび太を基準にみんなが平等になる世界を実現するビョードーばくだんという道具が登場します。
そして、世界が破滅へ向かう…!

のび太の地底国
0点の答案を隠すというところから始まった『どこでもホール』による地底国の物語です。
出来杉が参加するという珍しいシチュエーションですが、さすが秀才だけに『ちゃんとした都市計画を作らなきゃ』と、なんだか専門的な道具を使いこなしながら地底国を作り上げます。

のび太も天才になれる?

なんと2時間15分59秒という壮大な説教をされるところから始まる物語です。
のび太が基本的な知能レベルが低い星へ行く物語です。
行った先の星でママの説教そのままの発言で、自分そっくりな人間をたきつけています。
人に言うのは簡単、自分でやるのは大変…ですね。

ガッコー仮面登場
のび太を再教育するという謎のガッコー仮面が登場する物語です。
その正体は意外な人物です。
結局、今楽をして後から後悔するのも自分なんですよね。
その意味でとても判りやすい作品でした。

サカユメンでいい夢みよう
現実でいやなことがあればあるほどいい夢が見れるという道具が登場する物語。
なんと夢の中ののび太は150点という奇跡的な点数を取ってきます。
ただし現実でいいことがあると悪い夢を見てしまうそうです。

ふきかえ糸電話
0点ばかり取ったために先生が家に来る…!というので登場した、糸電話をつけた相手を自由にしゃべらせる道具です。

のび太の0点脱出作戦
0点率20%だったのび太が4回連続で0点を取るという危機に立つ物語です。
多くの少年たちは、怒りが頂点に達すると言葉にならないということを知ったであろう作品です。
マジで。かみさんの『言いたいこと、判るよね?』という青山テルマばりの台詞は人生の中で一番怖いです。
でもこの作品で、のび太は正攻法で危機を乗り切るんだなぁ…。

家出編

無人島へ家出
両親から二人係で叱られる珍しいシチュエーションに、さすがののび太も参ってしまい家出を決めます。
これ、実は全作品中最も成功した家出なんですね。ドラえもんを気絶させて家を飛び出し、無人島でタケコプターを失った為に戻る術も見つかる術も無く、なんと10年間も家出をしてしまうことになります。
家族の大切さが身にしみる作品ですね。

ナイヘヤドア
ぼくのほんとの力を、試してみてみたくなったんだ』と、独立した暮らしを決意したのび太の物語です。家出というよりは少し速いひとり立ちへの憧れでしょうか。
ドラえもんはナイヘヤドアという、部屋を作り出す道具を使ってその気持ちにこたえています。
子供の頃って一人暮らしをすればもっと気楽に…なんて思うんですよね。

のび太のなが~い家出
『時間ナガナガ光線』という、時間の経過を長くする道具(十分を一時間=6倍)で、ママを心配させてやろうという物語です。
家出、家出と自分のことばかりを考えがちな子供の時代に、この作品で親心を知った人もいるのではないでしょうか。子供はゆっくり大人になればいいんですよね、きっと。

やどり木で楽しく家出
よその家で歓迎されるという道具で家出をする物語です。
よその家の子になるなんてのはやっぱり子供時代に一度は持つ憧れですよね。

オンボロ旅館をたて直せ
家出の途中でオンボロのホテルをドラえもんと二人で立て直すという物語です。
ちょっと詐欺商法臭い物語ですが、夢がありますね。
ちなみにホテルのオーナーの子供も家出中で、その名は『十九えもん』。なんじゃそりゃ。

のび太の息子が家出した
タイトルどおりの作品ですね。
誰しも子供の頃は自分が親になったら、もっと理想的な…なんて思い描きますよね。
でもそれぞれの立場で、やっぱり大人になったら言っちゃう。
それは大人になったのび太の『同じ失敗を繰り返させたくない』という言葉に集約しているのかもしれません。
『今になって、オヤジの気持ちがわかるような気もするんだ』という(大人の)のび太の発言は、そろそろ僕にも判るようになってきました。

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