本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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基本はシャーロッキアン。
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聖闘士星矢-聖域編/車田正美
久しぶりに小宇宙(コスモ)を燃焼させてみました。
燃えあがれ、俺のコスモっっ。

僕らの世代は毎週土曜日にはコスモを燃焼させていたのです。
それが大人気だったアニメ、聖闘士星矢でした。
まずは一番印象的だった聖域編を読み返してみました。

□ あらすじ
城戸光政率いるグラード財団は、孤児たちを集めて全世界へと修行の旅へ出させた。
その目的は聖闘士(セイント)を育成することだった。
聖闘士とはこの世に邪悪がはびこる時、アテナに仕え、自らのこぶしで大地を割り、空を裂き戦うという伝説の闘士で、彼らは88の星座を守護星とする聖衣(クロス)を身にまとって戦うという。
城戸光政は少年たちに聖衣を持って帰るように指示を出したのだ。
そして聖闘士として残った少年たちにより銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)という、聖闘士同士の戦いを催し、それに勝ち抜いた者に自らがひょんな事から手に入れた聖衣の中でも最上位に位置する黄金聖衣(ゴールドクロス)を与えようとした。
しかし彼は急逝してしまい、孫娘である沙織がその意思を引き継ぐのだった…。
天馬星座の星矢、白鳥星座の氷河、龍星座の紫龍、アンドロメダ星座の瞬、鳳凰星座の一輝の他、計10名が無事に生き残り、この戦いへ参戦することになる。
だがこの戦いは聖闘士を統括する聖域(サンクチュアリ)を刺激してしまう。聖闘士としての本分であるアテナの為だけに戦うというおきてを破った彼らを抹殺しようとしていた。
この戦いの中で徐々に明らかになっていく聖域のトップである教皇への疑惑、そしてアテナとして目覚め始める城戸沙織…。グラード財団が育てた聖闘士たちは聖域との全面戦争を決意するのだった。

□ 漫画とアニメ
星矢シリーズは漫画とアニメでかなり設定が違います。
これはアニメ化が早かった為に原作とペースを合わせる為に間に挟まれていたそうです。
ドラゴンボールで睨み合いばかりの回がよくあったのと同じ理由ですね。
その最たる存在が星矢のオリジナルストーリーは結構インパクト抜群で、いきなり派手に登場してCMに入る際には星矢を差し置いていたグラード財団開発の近代的な聖闘士『スチールセイント』。
ここまで強引にいいポジションを掻っ攫っていった原作に登場しないキャラクターはいないでしょう。城戸光政が近代技術を採用して沙織の親衛隊として開発した聖闘士という設定でした。
ただ途中から急に消えます。子供心に『ありゃぁなんだったんだ』と思ったものです。
原作と干渉しないように気を使ったのか、守護星を持たない聖衣をまとう聖闘士(…なのか?○○セイントという名称だった)も数多く登場していますが、氷河の師匠という困った設定を与えられた『水晶聖闘士(クリスタルセイント、これって名前なのか…?)』や、教皇と摩り替わるという思い切りまずい設定を与えられた『アーレス』のような存在もいます。
アーレスは矛盾を強引に振り切り、氷河は『クリスタルセイントの師ならわが師も同然』と無理な理屈で、殆ど面識が無かった癖に師弟対決に挑みます。感動的な二人の戦いが台無しです。カミュの涙はなぁ、直接の師弟だからこそ栄えるんだぁぁ!!
また一輝も修行中に心がすれたという設定に加えて誰かに操られているという設定で、それを監視するドクラテスという存在も出てきますが、ドクラテス程度まではよかったのになぁ…という感じでしょうか。
後、何気に十二宮での最後も少し違います。これは両方とも見比べてみてください。
個人的には原作派ですが、アテナに仕える黄金聖闘士の姿が見れるアニメも興味深いのです。
後、十二宮編までは青銅聖衣のデザインも違い、星矢達がそれぞれの守護星を象ったヘルメットをかぶっていました。なーぜー。

□ 少年漫画は傷と死だ!!
とにかくよく人が死に掛ける作品です。
序盤では紫龍が死にまくり、後半では一輝や氷河もそれに参戦します。
でも実際に死ぬのは星矢側はカシオスのみ。
紫龍が失明と回復を繰り返すようになる最初も聖域編。
今になって冷静に見ると、結構そういうシーンが目立ちますね、どの漫画も。
ダイの大冒険でもそうでしたし。

□ 邪武
序盤を読んでいてハッと思い出す序盤限定の主役級キャラクターがいます。
当初、星矢のライバル的な存在として颯爽と登場し、あっという間に消えていった邪武。
ユニコーンという格好よさそうな守護星、そしてそこそこ二枚目の顔。
でも結局負け続け、銀河戦争後は里帰りしていたそうで十二宮戦には参戦せず、沙織さんのボディガードをしていました。
最終的には青銅聖闘士二軍のトップという役回りに落ち着いてしまいました。いつだったか彼がフィギュアとして発売されたときには衝撃的だったものです。
なんちゅうか、ここまで派手に没落していくキャラクターも珍しいと思う。なんだったんだ、こいつ。
ユニコーンとしてよりも馬としての印象が強い方です。(沙織への忠誠心が最初から厚く、子供の頃に沙織の馬遊びの相手を志願したエピソードを持つ)
追記
さっきwikipediaを見てみたら『気の強さや熱血漢といった性格が星矢と共通するため、結局レギュラーから外れた』という恐るべき記述が…!


□ 無理のある年齢設定
そういえば年齢設定も結構すごいものがあります。
星矢たち青銅聖闘士の年齢設定は15~13歳。ガキです。
彼らの上位となる白銀聖闘士(シルバーセイント)は16~19歳。ティーンエイジャーです。
そして最上位の黄金聖闘士でも、教皇や老師といった無理のある特殊な例を除くと、サガの28歳から次は23歳、20歳のオンパレード。
サガは教皇に成りすまして失踪していたわけだから、実質的に黄金聖闘士は20代前半。大学生~新社会人でしょうか。
要するに小学校卒業くらいで青銅聖闘士になった彼らは高校進学までに白銀聖闘士を目指し、大学生活の内に黄金聖闘士になるのが一般的なのだろうか。
でこの年齢から予測すると20代前半で引退するのか!?結構激動の人生です。
まぁ少年漫画なので読者と年齢を余りはなれたものにしないのでしょう。
サガに殺されそうになったアテナを守ったアイオロスは14歳。そして星矢と戦った際のシュラは23歳。
彼は13年前にアイオロスに致命傷を与えた人物なので、要するにアイオロスは10歳のガキンチョにしてやられたわけですね。…うぉ。
あのセクシーなドレスを身にまとい、偉そうな神々しい姿勢でいるアテナでさえも13歳、中学生1年生です。 

ネタバレ等は続き以降で。



□ 実はお前だけが違う
アニメでは星矢たちが全員異母兄弟(父は光政)という設定が消されているのですが、原作では異母兄弟だったという設定で(原作では一輝はこの事実に怒った)したが、すると今までグラード財団のお嬢様として威張っていた城戸沙織だけが実は城戸家とは全く血縁関係が無いという驚くべき事実が見えてきます。
でもこの人の変化が一番すごいですよね。
わがままなお嬢様から、聖闘士を統括するアテナへ…。
一気に成長してしまいました。しっかしすごいスタイルの割りに13歳、しかも155cmと意外にチビ。
僕のかみさんとほぼ同じ身長です。チビと呼ぶとアテナ以上の小宇宙を発揮します。
アニメではこの無理のある設定は消えちゃうんですね。全員、純粋に孤児だったという事で兄弟は一輝と瞬の二人のみです。まぁ百人もの非嫡出子を作るなんて、どう考えても倫理的に問題がありすぎです。誰が悪か判ったもんじゃない!

□ 感想
大人の目で見ていろいろと茶化すようなことも書きましたが、なんだかんだでやっぱりいいなぁと思います。
諦めない事、そして自分の全力を出し切ること…。
子供たちに見ておいてほしいメッセージがあふれる作品です。

聖闘士としてはもっとも低い青銅聖闘士として戦う星矢たち。
彼らは白銀聖闘士、黄金聖闘士と戦って勝利を重ねていきますが、これって諦めない事が実った結果だったんですよね。追い込まれたときこそ、諦めない事。
そうすれば次のステップが見えてくる。

あぁ僕たちは子供の頃にこんな大切なメッセージを受け取っていたんだなぁ…。




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