本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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完全犯罪/ジョン・コリア(美食ミステリー傑作選)
好みの問題だと思いますが

ミステリーで食品というのは様々な役割を果たします。
時には浅見光彦シリーズのように物語を通して観光気分を楽しむ要素だったり、山村美紗さんの作品のようにトリックや殺人者の気持ちを込めたものであったり、非常に大きなポイントになることもままあります。
そんな料理へ特化した作品集が小鷹信光さんの『美食ミステリー傑作選』です。
作品中では料理に関する注釈ばかりがつくという異例の作品集に仕上がっています。

今回は第三作目、『完全犯罪』を紹介します。
お次の美食はチョコレートです。

ある集まりで完全犯罪について話が盛り上がっていた。
そんなときに紹介された事例が『死体があり、チョコレートがあり、動機がある』婦人の殺人事件だった。
この事件は殺人事件ではあるものの、ある事情から犯人は完全犯罪を成し遂げ、罪に問われることなく幸せな人生を送ったのである。
もちろんチョコレートからは毒は検出されなかったし、死んだ婦人の体からも毒は検出されなかった。
しかし犯人はチョコレートで殺人を決行したのである。

この事件は実は氷を凶器にすれば凶器を消してしまうことが出来るという、手法に対するオマージュ的なトリックを採用しています。とても美味しそうなやり方で。

ネタバレ等は続き以降で。


これ、前回紹介した殺人メニューに近い考え方で構成されています。
ただあちらは脂っこいものばかりで病死させるのに対して、こちらは凶器は消える(もしくは消えないが為に死んでしまう!)という手法です。
この事件の解決へ乗り出していた二人は、残されたチョコレートを食べつづけるのです。
手が止められないほど美味しいチョコレート。
そしてその食べすぎは死を招く…。

なんじゃそりゃ。


まぁあまり深く考えず、氷の凶器に対するオマージュを楽しんでください。




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