本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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バーネット探偵社
初めて読んだ時には、この作品がルパンシリーズの一つだという事に気付けませんでした。

調査代金無料を掲げるバーネット探偵社。
依頼人から調査代金は一切取らず、難解な事件を解決していく。
このジム・バーネットこそがルパンであり、べシュー保安課警部との連系によって事件を解決する、ルパンシリーズが盗み以外の作品にも発展していた時期の、象徴ともいえそうな短編集です。

僕が読んだのは新潮文庫で、翻訳が堀口大學さん。
文章は凄くいい感じの翻訳なのですが…むー。
あのスマートで知的、色男といった雰囲気を持つルパンの一人称が『わし』…。
ジム・バーネットの一人称もやはりわしです。
イメージの問題なのかなぁ…。
僕はどうしても自分の持つイメージと合わない感じかなぁ…。

単なる推理小説に留まらないのが、表には出さなくてもルパンシリーズ。
そこが調査費無料のミソ。

ネタバレ等は続き以降で。


怪盗だけに、調査費の代わりに何かを掠め取ります。
依頼の遂行の途中に、結局は依頼人の利益を上手く取る事で、事件の解決と調査代金の無料を守った上での収益を上げる…という、ルパンらしいやり方です。
べシュー警部も『ジョージ王の恋文』の事件でその手法に気づきながら、それ以後も事件解決の恩恵を得る為に黙認するという、怪盗と警察の関係としては異色の関係です。

『滴る水滴』事件のラストシーンで、さりげなくルパン衣装に着替えている様子が描かれている他、物語の中にルパンの名前がチョコチョコ出てくるものの、関係ないと断ち切って、ジム・バーネットの物語としても読める作品です。




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