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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
無敵のLINUX 広大無辺インターネット/山中右次
今やLinuxでインターネットをするのは何ら苦になりません。
僕は寧ろLinuxでFireFoxを知り、FireFoxをWINDOWSでも使うようになったのでそういったイメージさえないのですが、最近古書店で見つけた『無限のLINUX』という本は、1997年の出版で、Linuxでインターネットを楽しむための方法を掲載した一冊でした。
プロバイダへの接続、メールソフト、FTP…読んでいると、あぁ今はいい時代だなと思うのです。
Ubuntu等ではWINDOWSよりも設定が簡単なのではないかとさえ思わされるのですが、当時はダイヤルアップが主流だった事もあり、大変だったようです。

・Linux標準搭載のpppdを簡単に使用するためのスクリプトを作る
接続設定用スクリプト:/usr/sbin/ppp-on
電話をかけて接続するファイル:/etc/ppp/ppp-on-dialer
接続用スクリプト:usr/sbin/ppp-off
これらを更に自分の環境に合わせて作り変えていきます。
恐ろしい作業です。僕はLinuxの操作に関しては結構な甘ったれで、すぐにネットで『えーと、どうするんだろう』と調べるのですが、恐らく当時だったらネットにつなぐ方法で詰まって早急にWINDOWSを愛していた事でしょう。

メールソフトではmail、mh、そしてMewが紹介されています。
THUNDERBIRDがまだまだ人形劇のことだと理解されていた時代のようです。
更にブラウザではNetscape、Mosaic、Arena、Lynx、W3が紹介されています。
FireFoxが火車の事?という時代のようです。
この本の出版時点でArenaは日本語未対応、LynxとW3はテキストブラウザです。当時の下り速度の事情もあるのでしょうが、画像を読み込まずに済むということが利点として紹介されているのが印象的です。今、テキストブラウザなんて開発する側の人しか使わないだろうなぁ~。
Arenaは不勉強でこの本で初めて存在を知りました。

こうした説明以外の部分でLinuxの情報ページやメーリングリストが紹介されていますが、その内の幾つが現存しているのかはちょっと微妙ですね。

こうしてみるとLinuxも進化したのだと思わされます。
たまに使うならコマンドもいい気分ですが、ネット接続一つで大騒ぎというのは大変だった事でしょう。
先輩方の苦労をかみ締める一冊です。

でも今、UbuntuがCOMPIZ標準搭載になったとか、WineでいくらかWINDOWSのソフトが使える♪といった喜びも、10年ほど過ぎてみてみると『そういう時代もあったのかー』という程度で終わってしまうのかもしれません。


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