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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
プロジェクトX ラストファイト 名車よ永遠なれ
□ 地上の翼を目指して
最近興味があって日本車の歴史を振り返る書物を幾つか手に取っていたのですが、そのたびごとによく飛行機メーカーの名前を目にします。戦後、GHQの意向で飛行機産業が解散させられた後、技術者達は飛行機の変わりに自動車へ熱意を燃やしたそうです。
たとえばトヨタにも立川飛行機の技術者がいて、S800やカローラといった名車の開発に携わっていますし、富士重工は未だに飛行機メーカー出身である事を前面に出してデザインなどにも積極的に取り込んでいます。
ホンダのF1でも中島飛行機の技術者の方が活躍されていますし、日本の飛行機技術の高さを物語るエピソードのようです。
さてそんな中島飛行機の系譜にスカイラインも実は含まれます。
かつて零戦に搭載された名エンジン『栄』や、『誉』などを開発した中川良一さんを擁したプリンス自動車工業という会社で開発されたマシンなのです。

□ 吸収合併で消滅したメーカー
プリンスは日産自動車のディーラーの名称に日産プリンスなどの形で残るように、当時の政府の方針により日産自動車と合併する形で消滅しています。
そもそも中島飛行機と立川飛行機の関係者(それぞれ終戦後に分岐した富士精密工業とたま電気自動車)が協力して作ったメーカーで、資本力の低さなどから販売面では苦戦を強いられていたものの技術力の高さは他のメーカーに勝るとも劣らず、日本発のSOHCエンジン搭載車など、革新的な技術の車を開発し続けていました。
現在はFUGAと改称したかつての人気車種グロリアや、現在でも日産を代表する車種の一つであるスカイライン、そしてその派生車種であるGT-Rの原型となるスカイラインGTはプリンスから日産へ引き継がれていった車種です。
吸収合併が決まった時も、彼らは『俺たちは技術ならどこにも負けない。最後にそれを証明する』と意気込んだのです。

□ スカイラインGT
プリンス自動車工業の最期を悟った上で作られたのが名機R380です。
飛行機産業の技術が惜しみなく注ぎ込まれた、まさに地上の翼。
この一台でレースの度に負けていたポルシェとの戦いにも打ち勝っています。
会社に未来がなくなった彼らですが、しかしこの戦いは世界を相手に戦う事になる日本の自動車工業において重要なものだと考えていたそうです。
技術ではどこにも負けない…。
この思いは日産に合併された後も引き継がれ、プリンス色がまだ強く残っていた時代の日産自動車は『技術の日産』として人気を博しました。
ちなみにスカイラインにGT-Rというグレードが登場したのは日産との合併後です。

会社の合併(事実上の吸収合併)が決まってからの意気込みというのは凄いなと思います。
そのモチベーションの高さは、やはり自分達の技術へ対する自信だったのでしょうか。
販売面で苦戦を強いられていても、技術力でコアなファンを獲得するというのは、同じく中島飛行機の技術者達を多く抱えていた富士重工にも通じるところであり、中島飛行機というのは非常に人材に恵まれた会社だったんだなぁと思い知らされます。


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