本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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ニートの心理学/荒木 創造
聞きなれない単語だと思ったいた単語がいつの間にか定着してしまった事に怖さを感じます。
教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない(Not currently engaged in Employment, Education or Training)』…英語表記の頭文字を取ってNEET、ニートと呼ばれる人々がいます。

こういう名称を用いる事で警鐘を鳴らす事…はたまた自分がそうだと気づかずにいた人が『あ、これはまずいな』と思いなおして活動を始める契機になるのであればこういう呼称もいいなと思う反面、『僕、ニートだから』とか『あの子、ニートだから』といった具合に危機感が薄れてしまうのであれば、それは怖いなぁとも思います。

実は僕の勤める会社にニートからの脱却を目指して就職した方がおられたのですが、残念ながら勤務体制などの面で難しく感じたそうで早々に退職されてしまいました。勿論その方のことなのでそれぞれの性格で異なる部分もあるのだと思いますが、『働き出してしまえば流れで大丈夫だろう』と思っていただけに、こういった問題の根深さや難しさを痛感しました。
そこで手にとって見たのがこの『ニートの心理学』という本です。
勿論僕は今でも個々の性格などで一概に考えるべきではないと思っていますが、何かの参考になればと…。

この本で問題の確信部においているのは、ニートの少し前に同じようによく使用された『アダルトチルドレン』という言葉です。
この言葉、僕も今回調べて初めて知ったのですが精神的に未熟な大人という意味ではなく、機能不全を起こしている家庭で育てられた子供を意味する言葉だそうです。
大きく解釈すれば、機能不全の家庭で育てられた方(アダルトチルドレン)が陥りやすい心理状態の一つがニートという事のようです。
機能不全と言っても、昼ドラにありがちな、親が全く愛情を注がずに育てたなどという冷たいシチュエーションに限らず、子供の甘えを受け入れすぎたりといったケースもアダルトチルドレンを引き起こす要因なのだそうです。

僕にはこの例えは判り易かったです。
一般的な話しとして、Aさんが仕事を辞めます。ある程度は親も見てくれるでしょうが、多少の期間が過ぎれば『そろそろ次の仕事は?』といった事を言われるようになり、それでも動かなければ『自分の飯代くらいは稼ぎなさいよ』みたいな事を言われて、どこかのタイミングで『やるかぁ』となります。
それが『いいよいいよ、気分が乗ったらやればいいよ』といった発言を親がするとします。
そうすると子供が前向きになっていなければ…これもアダルトチルドレンの方が陥りやすい心理状態なのだそうですが、『じゃぁいいや』となってしまい、それがニートにつながる…という感じになるようです。
確かにそれこそ家を出てたりして食べさせてくれる人がいなければニートになる余裕さえも無いわけですから、これは一理あるかもしれません。

この本による脱却方法はとりあえず自分の心理状態を自分で把握する事なのだそうです。
しかし…先に挙げた方は『ニートです』とはっきり断言されてたのですが…。
恐らく表面上の呼称云々ではなくもっと深い部分なのでしょう。
カウンセリングなどもあるようですが、内容からすると誰でも良いし、たとえばチラシの裏でもこういうブログなどでもいいから自分の本心を全て書き連ねてみるだけでもいいのかもしれません。

読み終えて。
思った以上に深いんだなぁと思いました。
失礼ながら、気持ちのどこかに『甘えだろう』という気持ちがあったので、反省していきたいと思います。



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