本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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ガンダムMS列伝/株式会社レッカ社
ガンダムに登場したモビルスーツの大事典です。
それぞれの登場の経緯、主な搭乗者、活躍や破壊などのエピソードを漏れなく紹介した一冊です。

ガンダムファンなら、この一冊だけで死ぬまで妄想できる
鉄道マニアにおける時刻表のような一冊です。


期間としては機動戦士ガンダム~機動戦士ガンダム逆襲のシャアまで、アムロシャアが活躍した宇宙世紀の時期が収録されています、ガンダムMk-ⅡZZZなどの主要なモビルスーツはもちろん、端役中の端役、ジムⅢや、最弱MSの呼び声も高いガザC~Dなどマニアックなところも紹介されています。

この本を読みながら原作の名シーンを思い浮かべてニヤニヤするもよし、悲しいエピソードを思い出しながら湿っぽくなるもよし、まさにガンダムファンの妄想を掻き立てる一冊です。

さて、この本では機種の特性などに関して非常に具体的な紹介がなされています。
たとえば百式の項目では、ムーバブル・フレームを採用しているものの、強度に問題があった為にZガンダムでは不採用になったなどという経緯などです。
ネモジムシリーズに対して初めてガンダリウム合金を採用したために耐久力が伸びた機体…といったように、実際に作ってテストを行ったかのような紹介は非常に興味深く、ガンダムという兵器が幾つもの実験結果から生み出されているんだという、原作からは見えづらいような部分が見えてきます。

後、もう一点興味深かったのが意外と気にしていなかった量産型/後継モデルの存在です。
ジオンの兵器はたとえば名称、顔つきそのままの量産型キュベレイや、ドムドライセンといった判りやすい変化をするのに対して、ガンダムシリーズの量産型はモノアイになったり、かなり違う顔つきで登場するので、知らない物の方が多かったです。

では量産モデルをいくつか紹介してみましょう。まず、ガンダムMk-Ⅱ
これ、初代ガンダムの量産モデルかと思いきや、実際には次世代ガンダムの汎用試作機との事。要するに試作品なんですね。
マイチェンなどと揶揄される、他の新世代機種に対する中途半端な仕上がりはその辺りの事情がある模様です。
ちなみにこのMk-Ⅱの量産型がバーザムです。
モノアイ(目が一つ)だったり、搭乗したのが名前の無いキャラクターだったりと端役そのものの雰囲気なのですが、このバーザムこそが名機Mk-Ⅱの量産型なのです!!
素質自体は悪くないのに、この本でも『不遇のモデル』として紹介されています。
Mk-Ⅱ自体、カミーユがZに乗り換えたりとイマイチ影の薄さの目立つ機体だったので、量産型でその影の薄さも量産されたという事でしょうか。

Zガンダムの量産型モデルになるのはリ・ガズィ
コチラは顔つきにも多少名残がありますが、実は名前の由来も『リファインド・ガンダム・ゼータ』の頭文字を並べたもの。(機種番号RGZ-91→Refined Gundam Zeta
そのZガンダムはZプロジェクトから産み出された機種ですが、同じプロジェクトから排出されたモビルスーツである百式は、Zの前身モデルとも言える存在です。
百式が持つ黄金のボディの秘密は、運動性能を高めようと防御性能を抑えている為にそれを補う目的で施した対ビーム・コーティング塗装の色が金色だった為です。
確かにそういわれてみると、百式はいわゆる『ゼータ顔』をしています。そしてリ・ガズィとも遠縁になるわけですね。
この実験が上手くいっていれば百式以降のモデルは光り輝いていた可能性もあるのでしょう。

また誰も意に介さないようなところでは、ジェガン。僕も他の類似作品のキャラクターだとさっきまで信じていました。
とにかく瞬殺去れるシーンばかり目立つ機体だ』というとんでもない紹介をされている端役ですが、このジェガンこそ伝統あるジムネモの統合後継種とも言える機種なのです。(そんなに大した伝統じゃないか…)
ただしネモで使用されたガンダリウム合金はコスト面から採用されていません。
そんなジェガンの売りは運用期間の長さくらいでしょうか…。

そして最後にサイコガンダムMk-Ⅱ
こちらはガンダムMk-Ⅱとは違い、名前の通りサイコガンダムの後継種ですが、実は引き継いでいるのはコンセプトなどだけではなく、ウリともいえるサイコミュシステムも初代で蓄積したデータをそのまま引き継いでしまったために、搭乗したロザミア・バダムがその影響で情緒不安定になってしまったそうです。二代続けて悲劇のモデルとなってしまいました。

このように読んでいるとガンダムが実在するような気分になってくる一冊です。
アムロが、カミーユが、シャアが生きた世界をより近く感じれる本、ガンダムファンならとにかく買いでしょう。ちなみに搭乗者に関してはガンダム人物列伝がお勧め。



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