About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事

本棚

カレンダー


09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
リアル鬼ごっこ
独特の文体やありえないような世界観で注目を集めた山田悠介さんのデビュー作、『リアル鬼ごっこ』。
文体が独特すぎてちょっと読みづらい部分もあったので映画とあわせて戴きました。
ちなみに後から出版された幻冬舎文庫の方は文体がすっきりさせられているので、どちらを取るのかは好みで判断してみてください。

国家の独裁者となった『王』。
彼は自分の苗字と同じである佐藤という苗字が多すぎると感じていた。
そして或る日、全国の佐藤という苗字を捕獲して殺してしまう事を決めた。
舞台となる時代において全ての人間は生まれると、管理の目的で体内へマイクロチップを埋め込まれる。
その中から佐藤のチップのみを抽出する佐藤探知ゴーグルを持った鬼が追いかけていくという、命がけのゲームの始まりだった…。

設定のみを見れば突拍子も無い設定だなぁと思うものの、でも確かに僕の友人の佐藤や鈴木といった苗字の方の中にはその多さに多少辟易とした部分を持っているのも事実のようで、どことなく人のありふれた感情を増幅させて、もしかしたら一部の佐藤さんは冗談半分に思い描いた事のあるような世界観なのかもしれません。
突飛な…と思うのではなく、身近な感情として読んでみても面白いかもしれません。

さて映画と一緒に見たのですが、意外と内容は違います。
原作は西暦3000年で、映画はパラレルワールドとする事で王様を存在させています。
個人的にはいきなり西暦3000年だから王様が居ます…という感じよりは、映画のパラレルワールドへ迷い込んでしまった為にリアル鬼ごっこに加わることになった…という流れのほうが入り込みやすかったかな?と思いました。
また人間関係なども大きく異なるんですよね。
似て非なるとまではいえないまでも、結構印象が違う作品です。

映画の方が『鬼ごっこ』の部分はスリル満点。
ただ残酷な描写も多いので気の弱い人には原作のほうがオススメ。
映画では一週間というリアル鬼ごっこの期間の後半戦で主人公がパラレルワールドに迷い込むという設定ですが、原作のほうは7日全てであり、行動範囲も広くて心理面はじっくり楽しめます。
そして、まぁ、あの独特の文法なども割り切ってしまえば面白いです。

ただ人間が古風なのか、最近の一部の携帯小説などに代表されるような新しい文法のようなものになかなかなじめなかったので、僕と同じような旧世代の方にはやっぱり映画がいいのかもしれませんよ



テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://tontonme.blog85.fc2.com/tb.php/595-2cff7279
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

amazonで探す

本の虫を管理する!

ブログマニア

古本の雄、ブックオフ ネットデビュー! ¥1,500以上送料無料

リンク

このブログをリンクに追加する

旅行記