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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
ルパン対ホームズ-ブロンドの女-
アルセーヌ・ルパン対エルロック・ショルメ。
原題では贋作ホームズではなく、アルセーヌ・ルパンシリーズに属する筈の今作。
そもそもエルロック・ショルメとはなんぞや?という所から始まります。

ルパンシリーズにシャーロック・ホームズが登場したのは『遅かりしシャーロック・ホームズ』、1906年6月の事でした。
しかしこれはホームズの作者であるコナン・ドイルからの抗議によってルブランのルパンシリーズにホームズを勝手に登場させることは出来なくなってしまいました。

…今の感覚だと普通のことですけども、当時のそこら辺の感覚はどうだったんでしょう。

世紀の大怪盗もそこまでは考えが及ばなかったのだろうか。

そこでSherlock HolmesのスペルをHerloc Shomels(Herlock Sholmès)と最初のSの位置をファーストネームとファミリーネームで入れ替え、自らのオリジナルのキャラクターという設定に作り変えました。
しかし日本人はアナグラムに慣れていないことや、恐らく日本語では本当に全く別物の名前のように見えることなどから、和訳時にはシャーロック・ホームズとされています。
ちなみにワトソンはウィルソン。

似た感じの、でもよくある名前
ルブランはシャーロッキアンではなかった様子。
もっとワトソンもアナグラムして欲しかったよ。

ネタバレ等は続き以降で。



ブロンドの女は、冒頭はなんというか…ルパンがめめっちく思えるような内容です。
その先を読み進めれば判ってくる部分もあるものの、結構ルパンホームズの揃い踏みという事で、この作品からルパンを知る人もいると思うのですが、盗んだ机の中の宝くじでの争いは小悪党にしか見えないでもなかったかな。

ショルメの名前で作り変えたルブランのホームズは、設定自体もホームズと少し違っている部分もあるので、アナグラムだからといって、そのままホームズの名前で和訳するのはどうかな?と思う部分もあります。
ルブラン自身も自らのオリジナルキャラクターとして、引き立て役とまではいかないものの、便利な使い方をしているような感じもありますし、と。

それでもルパンとやりあって逮捕まで追い込み、最終的には引き分けという形に決着をつけるのは、やはりシャーロック・ホームズ/コナン・ドイルへの配慮なのでしょうか。

ちなみに後の作品でルパンの妻を射殺してしまったのも、このショルメ。
ルブラン自身の意味は判らずも、贋作ホームズとしては最も有名な部類に入る作品となりました。


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