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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
ライフイズビューティフル/ロベルト・ベニーニ
普段、当たり前のように『暑い』とか『寒い』と、意識せず口にしてしまうことがあります。
苦しい時に苦しいといってしまうのは、ひどくたやすいことです。

でもたとえば『夏だからこの暑さを楽しんでやろう』と思えたら?
『冬のこの寒さは春までしか味わえないからじっくり寒がろう!』と思えたら?

自分の気持ちの持ちようで、今いる状況を辛く思うのではなく『life is beatuiful!』と思えるようになるのではなる。そしてそれこそが人生を無駄なく生きていくことなのではないでしょうか。
人生の中に辛くて気分が落ちている時間ばかりが増えていくのであれば、同じ時間でも、命というのはなんて刹那なものなのでしょう。しかしその全てを楽しもうとすれば、長くてもせいぜい100年足らずの人生も長く充実したものに感じられるのではないでしょうか。

この物語の主人公、グイドは戦争に人生を狂わされ、幸せの絶頂の中で死を迎えざるを得ない境遇にあります。しかしこの物語を読み終えたとき、他の戦争の悲劇を語るどの物語よりも、グイドの人生は満たされていたように思えるのです。

イタリアのトスカーナ地方にあるアレッツォという町へやってきたグイドは小学校の教師を勤めるドーラに恋をする。そしてあらゆる、他の誰も思いつかないような方法で自分の思いを伝えていった二人はやがて結ばれ、人の息子を作り幸せな日常を過ごしていた。
しかし、時代は世界を巻き込んだ戦争が人々の生活にまで忍び寄ってくるような状況に差し掛かっており、彼らも強制収容所に入らされることになった―。

そんな中でもグイドは息子を絶望させないため『ライフイズビューティフル』なのだと思わせるために、彼に嘘をついてみせる。それは強制収容所をまるで一つのゲームのように思わせるフレーズだった。
息子の笑顔を守るため―。
グイドは最後の最後までやさしい嘘で息子を包み込むのだった…。

子供が相手だから…という見方はあるかもしれない。
でもグイドは考え方一つで、戦争の悲しい現実の中で息子の笑顔を守り続けて見せた。

僕らも気持ちの持ち方さえ前向きにすれば、今日の天気や上司の機嫌やちょっとの失敗くらい、気持ちを上に向けて乗り切っていけるのではないでしょうか。


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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