本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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空想科学読本/柳田理科雄

テレビやアニメで有名な科学の力を駆使したヒーロー達。
そんな彼らに夢を見た時代も過ぎ、今は大人―。

それなら大人として楽しんでやろうじゃないか!
そんなコンセプトで書き上げられたのがこの『空想科学読本』シリーズです。
著者は学習塾の教師として活躍されている方で、理科の専門家。
その立場から、空想のヒーロー達が現実に存在したら、その存在や技はどうなのか!?を真剣に科学した一冊です。
反響の大きかった分だけ批判も大きく、実はその批判の筆頭的な存在だったのがソードワールドリプレイ集のGMとしてこのブログでも紹介している山本 弘さんでした。

また、この本の魅力として柳田理科雄さんの軽快かつ人を食ったような表現ともう一つ、シュールで柳田理科雄さんの出した結果を忠実に再現して見せたイラストがあります。このイラストを担当しているのが近藤ゆたかさん。
実はこのブログでも紹介している『ジャれんじゃねえ』シリーズの著者である粉味(現:ちばこなみ)さんの旦那さんです。

なんだか僕と縁深い一冊です。

内容は三部構成。
まず1部『設定からしてトンデモない!』で、基本的なその存在を追います。
ヒーロー達の体格については、サイズから適正な体重をはじき出し、多くのウルトラマンは小太りのチビで、逆にウルトラマンタロウはやせすぎ。はたまたゴジラは重すぎ、ガメラは『軽すぎるとかなんとか言うレベルではない』との事で、発泡スチロールよりも浮力を持っているそうです。
ヒーローの変身やロボットの中に入っての操作などについても現実的な面から考えています。

2部は『この技を使ってはいけない!』。
このカテゴリーではシリーズ最強の?ウルトラ水流の使いすぎで彼果てたウルトラマンという非常にシュールなイラストが登場します。近藤ゆたかさん、あなた素晴らしすぎです。
技に関しては反作用だったり、結構わかりやすい問題が先にたっていました。

3部は『役に立つのか、超科学技術!?』。
地底戦車、宇宙戦艦ヤマト、バリアス7、コンバトラーの合体、バリア技術…。
空想物では定番の兵器などの実際の使用感を掘り下げます。
今の技術ではやはり難しいんだなぁと納得です。

内容はコンセプトだけを見ると夢を壊すような、はたまた幼さを茶化すような部分が目立ちがちなのですが、読んでいると著者自身が子供のように空想科学を楽しんでいる様子がありありとわかり、理系の楽しみ方ってこういう感じなのかな?と、嫌悪感は無く、むしろ妙に納得しました。
そして何よりも文章が面白い。これに尽きると思います。
実はこれに反論する本も読んだのですが、確かにこの本では設定の読み間違いや結果の間違いなどがあるのも事実。…でも、普通に読み物として読んだ時、面白さが半端なく高いのはこちら。
下に書いてある注釈もチョコチョコといいスパイスになっているので、イラスト、本文、注釈、全て余すところ無く楽しんでください。



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