本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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プロジェクトX リーダーたちの言葉/NHKプロジェクトX制作班 今井 彰

とにかく、やってみなはれ。やる前から諦める奴は、一番つまらん人間だ』(南極越冬隊隊長 西堀榮三郎)

数々のビッグプロジェクトの背景を取り上げて続けたプロジェクトXの総集編として出版された『プロジェクトX リーダーたちの言葉』。
この本は大きなプロジェクトの中でキーパーソンとなるリーダーをピックアップして、彼らが現場へ残してきた言葉やそれぞれの生い立ち等にスポットを当てた、もう一つのプロジェクトXです。
従来のプロジェクトの細かい内容などについては少なめに、どのように指揮を取ってきたのか、どのように判断をし、どのような言葉で部下を動かしてきたのか…。

どれ一つをとってみても、大きなプロジェクトを動かすリーダーにはそれなりの素質があるのか、それとも大きな障壁へぶつかっていく中でそうしたものを身に着けていくのか、非常に身に沁みる言葉の数々を残しています。
宮大工として薬師寺金堂の再建を勤めた西岡常一さんは部下が判断に詰まった際には『おもいきって、せい』というシンプルな言葉で部下を動かします。
こんな言葉で部下が動くのは、単純に説得力であったり迫力であったりする以上に『棟梁は本当に私のことを見ていてくれた』という実感があるからこそ、自分が今動いて間違いないんだという確信を持って行動に移れるのだと思います。

ただ反面、器用な人間とも違う―。
僕はそんな感想も抱きました。
たとえばホンダCVCC開発リーダーであり本田技研工業の社長にも就任した久米是志さんは、本田技研工業の絶対的なカリスマ社長本田宗一郎さんと真っ向から対立、CVCC開発の際にも(マスキー法クリアに際し)企業本位ではなく社会の為にやっているのだという意思を伝えるなど、上手く愛想笑いをしていればやり過ごせそうな場面でも、自分の考えを曲げずに伝えています。


リーダーになる人というのは、なんて不思議な魅力を持っているんだろう。

当たり前の魅力では駄目で、下手をすれば欠点とも見られそうな部分さえもが大きなプロジェクトの中で人をひきつけ、まとめ、動かしていく要素になっていく。
言葉というのは考えて出てきたものではなく、その苦境の中で渡り合っているからこそ自然に出たものでは無いでしょうか。

一通りを読み終え、リーダー達に共通していえることが一つありました。
自分の利益、会社の利益ではなく社会を、日本を…と考え、動いていることです。

目標が大きいから、結果も大きい。
シンプルに考えればそういうことなのかもしれません。



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