冒頭、叙情的な表現でワトソンが悪天候を語るというシーンから始まります。
ゲイリー・アラン・ルーズさんの描くワトソンの詩的な表現は美しいものの、なんだか少し本家のワトソンとは雰囲気が違います。こういう微妙なところの再現って難しいんだなぁと言うことを、僕は贋作ホームズを通して知りました。
閑話休題。
そんな悪天候の中、ベイカー街を訪れた依頼人は話の内容から自分がくるっていうるのではないかと思われるのではないかと気にしながらある話をはじめます。
彼女はインドの暴動で重傷を負って退役する事になった夫の回復を待って、イギリスに住む大叔母の屋敷へ移り住む事になった。
しかしようやく屋敷を訪ねた時、状況は思っていたのと少し違っていた。
陰鬱な雰囲気をまとった屋敷、そしてひどく健康を害して弱りきっていた大叔母―。
変わり果て、自分の面倒を見てくれていた依頼人の従兄妹に辛く当たる様子などを見て、気分が落ち着かなかった依頼人は温かい牛乳でも飲もうと夜に部屋を出た。
しかし、その時に見てしまったのだ。
幽霊のいる部屋を―。
ネタバレ等は続き以降で。
プロフィール
ブログ内検索