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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
乗ってはいけない!/牧野茂雄
自動車事故対策センターのオフセット衝突試験が初めて採用されたことに伴って登場した本です。
これは車を真正面からぶつけて測定するフルラップ前面衝突テストに対して、車の一部(この実験では6:4の割合で、運転席側40%の部分のみ)をぶつけることで、すれ違い衝突を再現するもので、実際の事故により近い調査結果が得られるものとされています。

さてこの本は国土交通省/自動車事故対策センター(OSA)の評価に対して、『真っ向から反対する』というコンセプトに基づいて作成されたものです。
従来の評価では採点の基準として頭や胸へ…致死率の高い部位へのダメージを重視し、致命傷に至りにくい部位へのダメージより反映させるような傾向があるそうです。
この本では、それでも大怪我や後遺症の残る危険性が残るかもしれない車への評価が正しくなされていないのではないか?と考え、頭や胸部へのダメージと同様に他の部位への深刻なダメージの有無をも評価対象として組み込んで、再評価しなおしたもので、軽四、小型車、ミニバン、高級車クラスまで合計24台が挙げられています。

ちなみに使用しているデータは真っ向から反対しているOSA提供
要するに多くの車で少し点数がダウンします。
これはもう同じデータでより詳細に…というコンセプトを掲げた時点で再検討するまでもなく決まっているようなものだと思っていいでしょう。一部、わずかに点数を上げているものもありますが、本のコンセプトが上記のようなものである以上、下がっていないとおかしいわけで、余り採点の数値自体には意味はないと思ってよさそうです。

この本で参考になるのは、どこをどのように評価するのか?という観点です。
この観点こそ、この本で最もピュアなデータであると言えそうですし、また同様のデータを見た時にもどこをどうみて、どのように判断するべきなのか?という点で役に立つはずです。

また事故の際にダメージを大きくするような姿勢や乗り方、そして各ジャンルで発売/開発されているダメージ軽減のための商品やコンセプトなどにも触れています。
また実験の評価の仕方以上に、こうしたデータへの評価が高まるにつれて出てくる問題にもOSAの方へインタビューで突っ込んで触れています。

僕、この本を読んで一番感じたのはOSAの懐の深さかもしれません。
自分たちの評価にNOを突きつけようという相手にデータを提供したり、インタビューに応えたり…。
本のコンセプトに反して、OSAという機関に対する信頼度は上がったようなきがします。
ただしインタビューを受けた方の写真を見ると、目は完全に座っています
いや、軽くケンカ腰ですもん。
だってインタビューで『いまの真下さん(OSAの担当の方)の発言、よく覚えておきます』とか登場してますから。

ちなみに点数で最低点である★一つ(どの車にでも与えられる基礎点。要するに0点のこと)になったのは今は亡き三菱のトッポBJと、SUBARUのプレオ。逆に最高得点は5★中4.5★を獲得しているシビック(先代)とマーク2。特にマーク2はOSAの評価に0.5★追加での点数です。


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