本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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岡山の経済散歩
岡山の経済史を追った本です。

経済散歩』なんて風雅な名前とは裏腹に、内容は結構データ重視の資料が中心になっています。
色々な時点での統計データが数多く掲載されており、それが順繰りになっていないので、完全な資料的な価値としてはそれほどではないものの、断片的に岡山の経済の歴史を知るのには充分です。
たとえば『ビールの価格の移り変わり』では、明治10年に16銭で始まった価格が段々と上がり、大正の3年には22銭、昭和の3年では41銭、終戦後には120~130円台となり、昭和55年の段階で240円と変化しています。

経済の歴史を追っていて気づいたのは、経済の変化や多様化の歴史をたどるごとに、自分の知っている現在の岡山の町の形に近づいていくことです。
経済散歩とはうまい事言ったもんだなと、妙に納得します。
僕たちが知っている町の商店街や、時には老舗が登場し、そして交通網が整うことや、時には天満屋のような大型の店舗が登場することで繁華街が移動したり…。

もちろん歴史の授業で習ったような景気の上下もあります。
たとえば山陽新報が行った岡山のお店の業種別人気投票で唯一現在まで残っているのは表町にある細謹舎さんのみで、一時的には人気を集めたお店でも歴史の変化の中でいつまでも続けていくことの難しさを痛感させられます。
また、今になってみれば『そんなことがあったんだ』と思うようなこともあれば、普段何気なく見ている風景や建物にその頃の痕跡が残されていたり…。過去があるからこそ現在があるという事を痛感させられます。

ちなみにこの本が昭和55年の出版。
僕より年上です。
今ではすっかり閑散としている百貨店、天満屋の屋上にある遊園地の写真が、なにやら活気にあふれているようで驚きました。経済という視点を通して、岡山の町の歴史を散歩できる一冊でした。

ただ途中古い資料の引用が多くて、頭の中がカタカナだらけになって困ったなぁ…。



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