本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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音楽誌が書かない「Jポップ」批評
日頃何気なく聴いていたヒット曲に対するあなたのイメージが、ガラっと変わるはずだ

出版当時はかなり漸進的な内容で話題をさらった、音楽誌が書かない「Jポップ批評」
音楽のジャンルに、『ファン向けのヨイショ記事かマニア向けの敷居の高い評論』しかないという状況へ対する宝島社からの一つの回答の形でした。
その後は特定のアーティストに絞ったシリーズも多く出ていますが、初回は色々なアーティストを分け隔てなく取り上げた内容で、20世紀末頃に人気のあったアーティストが一通り取り上げられています。

Jポップに対する真っ向からの批評…。
それは時に甘くもあり、辛くもあり、そして客観的な立場からの視点もあり…。
何のことは無い、ヨイショでも敷居の高いものでもない純然たる『批評』を行っただけでしかありません。
ところどころ『元ネタを探せ!』や、『ヒット曲“とんでも”作詞ワールド』といった宝島らしい内容も見逃せませんが、この本で特徴的なのは一つのコンセプトの元に集まった批評家たちです。
多く書いている定番の方もおられる一方で、例えば香山リカさん(古内東子さんの記事を執筆されています)のように普段は音楽の批評どころか音楽以外の業界で仕事をされている方も数多く参加しているのです。

前者はいわゆるインスパイアされている楽曲。
この楽曲のこのメロディが、このリフが、○○に影響されている?といったもの。後者は、Jポップの特徴として挙げられた英語交じりの歌詞の英語の部分に着目したり、この時期に流行っていたです、ますといった言葉(~です、~ます)を取り入れた歌詞を『デス系J-POP』と称して紹介したり、現代詩としての視点から歌詞を見直したり…。
一部にはファンにとって耳に優しくない内容もあるのも事実ですが、このシリーズで誤解されていそうな部分…『批評=批判』ではないし、批評はまた個人的な思想であるのも事実。
要はこう思う人もいる、こういう見方(考え方)もあるというものです。例えばこの中で自分の好きなアーティストや揶揄されているとしても、それに対する答えは『自分はそう思わない』や、『自分は好きだからいい』だけで充分です。

感想はどうあれ、批評が進んでいない大衆文化(Jポップ)にわかり易い形で盛り込んだという事は、批評という文化にとっては非常に有益だったのではないかなぁと思います。



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