『俺は俺と毎晩乾杯しとる』
自分を讃える詩を創る三代目魚武濱田成夫(さんだいめうおたけはまだしげお)さん。
タイトルどおり、もうそれが全て。
自信たっぷりの『俺様』、そして溺愛する『おまえ』。
繊細に心をそっと撫でていくような優しい詩もあるけれど、これほど断定的に言い切ってしまう世界観もいい。自分の気持ちから装飾を全て取り除いたような清々しい世界観です。
だからこそ、彼は自分の気持ちや想い人を月に例えるのではなく、『満月などいらん君が欲しい』と言うし、『俺は君の書いた字までもを愛しとる』ともいいます。
こういうものを読んでいると、時に言葉はむき出しの状態の方がよく響くような気さえしてきます。
ちなみにタイトルになっているのも彼の作品の一つですが、これ…実はバリエーションがあって、最大で『おまえ』が1001人まで増えます。
ちなみに著者曰く『1001人までやったらだいじょうぶや』との事。…って、コレを聞いて誰が誰が安心できるんだ、誰が。
ちなみにこの数のシリーズにはもう一つあって、俺。という言葉を重ねただけの『○○俺』という作品もあり、こちらは『おまえ』より許容範囲が広く、最大で『1261俺』まで増殖します。
ページ中、俺が並ぶだけの作品。
この人、もう何でもアリ。
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