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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
私のいちばん好きなアルバム/角川mini文庫
200円で買えるお手軽サイズで活字離れの情勢を打破しようとした角川mini文庫。
この『私のいちばん好きなアルバム』は、『月刊カドカワ』で様々なアーティスト自身が『いちばん好き』と言えるアルバムについてを綴ったエッセイで、1988~1996年までを収録しています。
大半はミュージシャンの方ですが、初期の頃には作家さんも混じっています。

読んでいて興味深いのは、意外と本人がやっている音楽と懸け離れた選択をしているように見える人がいることです。
例えば当時はまだTMNの活動を続けていた小室哲也さんが上げたのはGUNS N'ROSESのデビュー作にして最大のヒット作であるAppetite for destruction
本人も対極にあると言いながらもお勧めの一曲は定番、Paradise city。
ちなみにGN'Rを知ったのは去年の暮れだそうです。規格の根底を揺るがしかねない危険な発言です。

もちろん期待通りの人もいて、例えば当時UNICORNの活動をしていた奥田民生さんは、自身が様々な場面で話している通りBEATLESの『REVOLVER』を上げています。
また吉川晃司さんはDEEP PURPLEの数あるライブ盤でも随一の人気を誇る『LIVE IN JAPAN』、電気GROOVEの石野卓球さんはKRAFTWERKのCOMPUTER WORLD、当時JUDY AND MARYのYUKIさんはレッチリなど、思わず納得してしまうところから、渋い選択や、その日の気分で毎回違う返事をしてしまうと答えたチャラさんのような返答もあります。

恐らくこのチャラさんの返答は的を得ているような気がします。
文末には掲載された号が記してあるので、同時期の作品と紹介されているアルバムとを比べてみると面白いのかもしれません。

人数が多いので、逐一あげると膨大になりすぎますが、小さな本の中によくぞこれだけ!と思わされる一冊です。
これ、角川ミニ文庫でまた出して欲しいです。


テーマ:音楽 - ジャンル:音楽


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