簿記の基本、3級程度の知識を漫画で覚える事が出来るという一冊ですが、基本的に漫画の部分はシチュエーションの導入部分だけで、学習する部分は当然のように普通の帳票を用いて説明するので普通の参考書と内容で劣る部分はありません。
まぁ導入部が漫画になったからどうだ!という事も無いのですが、小説でも文字が詰まっているものよりある程度の余白があるほうが読み易かったりします。
そういう意味では導入部が読みやすく、また『どういったシチュエーションなのか』が、漫画の登場人物同士の砕けた会話で説明されているのが判りやすかったです。
主人公が我々の分身となる『三宅良江』。
彼女は『簿記』という言葉さえも知らないようなずぶの素人で、経理課に配属された事をきっかけに帳簿の勉強をする事になる…のですが、簿記の言葉も知らないような人物を配属させるとは、人事課、良い根性だ。
しかしこの三宅良江という人物、かなりの勉強家らしく、最初の頃は読者と同じ立場の勉強する側だったのが、気が付いたら立場逆転、専ら読者が三宅良江先生に教えてもらっているというシチュエーションになり、後半になる頃には他の社員に簿記を教えているのです。
読者、置いていかれた感タップリ。
で、何故か気が付いたらラストは一緒の課の男の人とデートする関係に発展しているのでした。チャンチャン♪
漫画とは言えど、参考書の部分に加えて問題、解答といった実践編も付いているので、最初の第一歩として、また他のいわゆる参考書で葉理解しづらかった…という方にはお勧め出来るレベルです。
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