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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
アルセーヌ・ルパンの脱獄/怪盗紳士
下着でも変えるように、人柄を変え、勝手に自分の外見や声音を、目付や、筆跡を、変えたりするのも、まことに結構だが、ただとかく自分が自分でないような気がして来るのはやはり寂しいからね
第一作目で捕まり、そして第二作目では獄中にいながら予告どおりに犯行をしてみせたアルセーヌ・ルパン。
前作で『アルセーヌ・ルパンは自分が気に入る間しか刑務所には居ない、それ以外は一分間だって待ちはしない』と述べたとおり、第三作目のタイトルは『脱獄』そのもの。
獄中から行った犯行はもちろん、日刊大報の記事に納得のいかない記事を掲載されているのをみるや、裁判が始まるまでに会社に行って説明してもらうという大胆不敵な手紙を送る始末。

この状況を見かねた警察は、ルパンを散歩に出している間に部屋の中を調べ、そしてルパンが外部の人間と脱獄の計画を立てているらしい手紙を葉巻の中、食事に使ったナイフの中から出てきたのである。
これを見つけた警察は大胆な手段を思いつく。

共犯者共まで具合良く捕まる程度に。』

ルパンを出し抜こうとする警察。
脱獄できるチャンスを与え、計画通りに護送中の馬車からルパンを外に脱出させる事に成功したのだった。
しかし、その後の行動は警察の予想と少し違っていた。

ルパンはその足で喫茶店で生ビールと煙草を楽しんだ。
ちなみに財布を持っていなかったので、ラ・サンテ刑務所に監禁中のアルセーヌ・ルパンである事を名乗って、支払いを信用貸しにしています。
そしてその足で刑務所へ戻り、所長へ告げるのです。
僕の事は放っておいて下さいよ。脱獄したくなったら、誰の世話にもならずに脱獄しますから

嫌になるくらい完璧で、黙って逃げれば良いのに最後の最後まで人の裏をかいて嘲笑し続けるルパン。ちなみにこの作品の中でルパンはガニマールを泣かします。
ルパンの謎に包まれたバックボーンが明らかになったり、ついにルパン自身が動いて警察の目をくらましたりと、ルパンの性格が決定付けられたような作品です。

ネタバレ等は続き以降で。


ルパンが重要出資者の一人とまで噂される『エコ・ド・フランス』での一連の詳細な報道、そして彼自身が判事に告げた『自分の裁判には出席しないはずですから』という意味深な発言…。
世間も、そして警察関係者ですらもルパンの脱獄を信じ始めていた。
それは監房をより脱獄しにくいところへ移動させ、ルパン自身が沈黙を守り続けている間でさえ、変わる事は無かった。

そして裁判当日。
裁判の場に立っていたのはボードリュ・デジレという男だった

ちなみにガニマールが泣かされたのは、ここでボードリュ・デジレがルパンとは別人物だと断言したからでしたが、実は実在する自分に良く似た浮浪者をルパンが演じていたという、二重の引っ掛けになっていました。

泣かせて申し訳なくなったのか、ルパンは自分の脱獄に関するトリックは明かさずに、自分の身辺を神秘な闇で包む方が良いと告げ、ガニマールの致命的なミス…ルパンの変装を見破れなかった…をもみ消す事を確約したのだった。

ちなみにこの日、ルパンは脱獄早々晩餐会に招かれていました。
その会場は…『英国大使館』。もはや彼の行動を読める人間は、どこにもいない。


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