本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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名探偵ホームズ赤毛組合
この記事では赤毛組合の感想とあわせて、子供向けに書かれた『名探偵ホームズ・赤毛組合』の感想も書きます。

ホームズシリーズの中でも、ユニークな設定と奇抜なトリックを兼ね備えている事で人気を集める『赤毛組合』。
その赤毛組合をタイトルに据えた、少し対象年齢が低めのホームズの文庫で、四作の短編を集めた作品集です。

僕もこういった児童文学のような本で、初めて読んだシャーロック・ホームズの作品が赤毛組合でした。
赤毛の人間である事を条件とした、求人募集。
その面接会場へは街中の赤毛が集まっていた。
その中で選ばれた幸運な男性は、割のいい仕事で順調に稼いでいった。
しかし、赤毛組合は唐突に解散してしまう。
彼にとっては良い稼ぎがなくなってしまったのだが、実はその背後では恐るべき犯罪の準備が進められていたのだった。
…彼が巻き込まれる事件とは?

シャーロック・ホームズシリーズの中でも最も判りやすい類の事件で、だけど奇抜。
探偵小説へ求める要素が豊富に含まれていて、確かに児童向けにいいなぁという作品です。
ユニークな作風の中でも、ワトソンが覚悟を決めて銃を持っていったり。
ちなみに著者のコナン・ドイル自身のお気に入りでもあり、自薦では第二位に選ばれていた作品です。
推理小説の業界への影響も大きい作品で、同様のトリックを用いる作品の事を、作品名から赤毛組合トリック、赤毛トリックなんて呼ぶ事もあります。

唇のねじれた男』は、アヘン窟で起こった失踪事件。
初めて読んだときにアヘン窟という言葉の意味合いが判らなかったのですが、この作品で注目すべきはトリック云々ではない。

ジェームス

作品中で奥さんがワトソンの事を読んだ名前です。
普通に見て、ドイルか出版までの過程で起こったミスなんだろうけども、シャーロッキアンの一部には、これをもって奥さんの浮気を疑ってみたりと、ちょっとしたネタになっています。

そしてこれも明快な作品、『青いガーネット』
こちらも子供向きの、凄く判りやすい作品。
事件の発端がガチョウから宝石が出てきた!というのも、ちょっとワクワクしますし、犯人とのやり取りも面白いです。

そして『銀星号事件』。
個人的には『名馬シルヴァー・ブレイズ』の名称の方がしっくりきます。
これ、以前紹介したシュロック・ホームズの作品の中では名豚にパロディされて使われていました。
そのイメージが非常に強い作品です。
事件はタイトルからわかるとおり、名馬…競馬の馬が失踪してしまったという事件で、犯人を前にした推理の場面からラストにかけて、非常にすっきりする作品です。

ネタバレ等は続き以降で。



作品はシャーロック・ホームズの冒険から三作品、シャーロック・ホームズの回想から一作品。
名馬の事件のみ回想からです。
赤毛組合事件以外は別個に感想文の記事を用意して有りますので、是非ともご覧下さい。(上のリンクがそれぞれの作品集の目次になっています)

さて、この本は子供向けだけに、作品も判りやすいものが揃っているので、入門に最適だと思います。
僕はこういう絵が多い感じのシリーズのホームズの描き方をみるのが好きです。

赤毛組合は戦術の通り以後に赤毛トリックと呼ばれる、トリックの王道となったものです。
謎の組織赤毛組合、しかし事件の本質は赤毛組合ではなく、注意を赤毛組合の方へ逸らす物であり、その陰で進行している犯罪への道筋だった。ドイル自身もこの赤毛トリックを応用したトリックを使った作品を他にも描いているので、探してみると面白いですよ♪

  
  


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