本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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8の殺人/我孫子武丸
我孫子武丸といえば、新本格派の中でもユーモア溢れる文章のセンスの高さで知られる作家さん。
サウンドノベルというゲームのジャンルの人気を確立したかまいたちの夜の原作者としても知られ、奇抜なトリックによる事件のみならず、単に小説として読んでも面白い…そんな評価を受けている方です。

今作は速水三兄妹シリーズ第一弾として発表。
警部補の速水恭三、その弟で喫茶店マスターの慎二、その妹一郎(よみはいちお、女性)、そして部下の木下刑事。
登場人物による軽妙な掛け合いは三毛猫ホームズシリーズにも通じる、チームワーク良く笑いを誘ってくれます。

このシリーズの特徴は、タイトルに数字が入ること。
今回の8、そして自作の0、そして無限大をあらわすメビウス。
それぞれの数字が事件の核になっています。
今回の8では、被害者が蜂須賀であり、その屋敷も8という特異な形。
冒頭で犯人からの挑戦状の如くに触れられている、8の形の建物だからこそ可能なトリックとは?

弟の慎二、妹の一郎(いちお)の二人は、ミステリーマニアという設定で、作品のところどころで出てくるミステリーの名作についての話題にニヤリとさせられる事も多いのかも。
我孫子武丸、この人は真性のミステリーマニアです。

ネタバレ等は続き以降で。(トリックについての記載無し)
出来るのかよー!と言いたくなる結末。
我孫子武丸さんの作品に共通することですね。
本格派といえば、作品中に謎を解くためのヒントをきちんと明示することで、読む側も事件を解く為の充分な情報を手にしているもので、新本格と呼ばれた我孫子作品も同様のはずですが、この人は違う。

最後の最後で、どんな形で愕然とさせられるのか。

その一瞬の喜びを味わいたくて、読み進めていく本を書く、そんな作家さんだと思います。




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