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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
図解スーパーゼミナール環境学/加藤尚武・編著
環境問題のゼミナール形式の参考書です。
ゼミの形式で、終講を含めて全部で19の環境問題に関する歴史や問題、対策、そして今後の展望などを解説します。

こうした本は沢山あるものの、この本の特徴はゼミナールというタイトルを取り、一つ一つを講義のような形式で専門分野とする著者を集めて書かれていることです。
一つ一つの講義は10~15ページ程度のサイズで決して長めではないものの、こうした環境問題の本に良くあるような『流れ』と敢えて切る事で、一つ一つの講義を独立したものにした事で、興味がある問題をコンパクトに学ぶことが出来ます。
イラストの多用、図表による明示といった講義らしさを備え、また短い範囲をその専門家が執筆しているので、説明が判り易い。
またその専門家には教職についている方も多く、彼らはさすが難しい事をまるで簡単なことのように伝えてくれます。

ただ一つだけ難点を言えば、多くの執筆者が参加した事によるメリットと反面で、著者ごとに説明のレベルに少しの差異があることです。
一方で噛み砕いて、環境学のスタートの人にもわかるように説明してくれているんだなという講義があれば、もう一方である程度は専門的に研究をしている人を対象にしたような難易度に跳ね上がったり…。
その意味では、この本を薦めるのは『このレベルの人』というのは掴みにくい部分もありますが、概ね判りやすく、入門~中級くらいが対象になると思います。

講義のところどころに挟まれるKEYWORDでは講義中に出てくる重要語句やタイムリーな話題の解説をしており、こういった本にありがちな『○○事件のように…』といった解説の際に、『○○事件って…?』といった足止めをくらわずに読んでいけます。

各講義のテーマと執筆者は続き以降で。


序言『地球環境問題を考える』:加藤尚武

第1講『地球環境の危機状況をどう見るか』:福岡克也
第2講『人類は二酸化炭素で滅亡する』:西澤潤一
第3講『人類の「負の遺産」から何を学ぶか』:原田正純
第4講『生態系から環境問題を考える』:小林朋道
第5講『人類史から見る世界の森林事情と環境問題』:村嶌由直
第6講『環境保全への転換が求められる農業』:加賀爪優
第7講『アジアの環境問題をどう見るか』:明日香壽川
第8講『リサイクル社会が作る循環型経済システム』:福島哲郎
第9講『環境会計の基礎知識』:多田昌義
第10講『環境破壊を事前に防ぐ―環境アセスメント』:岡崎 誠
第11講『「グリーン革命」起こすISO14001』:衣川益弘
第12講『企業社会を変えるエコファンド』:竹原正篤
第13講『地域社会の環境作りをいかす「市民力」』:鳥越皓之
第14講『「地球益」時代の国際環境NGO』:及川敬貴
第15講『環境保全と経済成長は両立可能か?』:上田和弘、中田 実
第16講『新たな広がりを見せる環境法・規制』:加藤久和
第17講『IT革命は環境問題を克服できるか』:室田泰弘
第18講『環境問題とジャーナリズムの責任』:木原啓吉
終 講『21世紀に求められる環境の倫理
      ―自由主義とアカウンタビリティ』:加藤尚武

先述の通り、一つ一つが(文章上の)繋がりを持たない独立した講義になっているので、著者の言葉どおり読みたいところから、興味があるところから読み始めてみれば良いんだと思います。
そのとき、もし余力があって他の講義を読んでみれば、また一つ知識や世界も広がるでしょう。そのくらいの軽い気持ちで手にとれる一冊です。
索引がついているので、単なる参考書としても有意義に使えます。

テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌


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