ドリキンの異名を取る土屋圭市さん。
そのドライブテクニックの高さはカーレース愛好家のみならずとも知るところで、彼の名前を冠したレースゲームを楽しんだ人も居るのではないでしょうか。
さて、そんな彼ですがドリフトのみならず車の色々な事に詳しいのも当然。
プロのレーサーが監修役として伝える車のメンテナンスから燃費運転、安全運転といった、実生活で役立つ運転術、そして車の選び方に至るまでの知識は非常に役に立ちます。
まず第一章では運転について。
車を傷めない運転方法、そして土屋圭市さんにどうしても期待してしまうスムーズな運転方法等が判りやすく掲載されています。
実践されている人の言葉だけに、わかりやすく説得力も抜群。
アイドリングの時にはDで待つほうがいい理由、そしてコーナリングの極意『出来るだけステアリングを切らないこと』…。
結構、思っていた事を覆される場面も多いと思います。
二章はメンテナンス。
した方がいい事、しない方がいい事…どちらとも、きちんと車に同いう事が起こるからそうした方がいいのかまでに言及。
三章は経済的な観点からの車の雑学。
燃費走行から、購入時の注意点まで詳しく書いてあります。
ここら辺はレーサーだけに、こだわりが感じられます。
この章の後半に進むに連れて、レーサーから離れて物知りなおっちゃんのようになっていきます。意外な一面でしょうか。
四章はトラブル対策。
特にスピードの事に関しては、一流レーサーの言葉だけに重みがたっぷり。
対処の仕方についても、これならどうにか出来るかな?と思わせる書き方をするのは、様々なトラブルと戦ってきたレーサーだからこそ?
五〜七章は余り土屋圭市さんだからこそというものではなく、雑学です。
車好きなら読んでいて楽しめそうな内容です。
ちょっと慣れて自信過剰気味に知らず知らずになってしまっているかも?と思う人には、この一冊で気を引き締める事をお勧めです。
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