本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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基本はシャーロッキアン。
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宗教世界地図/石川純一
世界中で起こっている紛争の数々。
テレビの画面越しに見ては胸を痛めたり、時には何らかの製品の価格上昇となって跳ね返ってくる事を嘆いたり、感じ方はそれぞれです。

しかしよくよくその紛争の根底を探ってみると、『宗教』というものが直接的、間接的に原因となっているケースは非常に多い。
では紛争が起こるようになるに至った宗教間のいざこざとは?
それに答えるのが、この一冊。
元々は雑誌『Foresight』に連載されていた物で、世界各地にスポットを当てて、そこで主流となっている宗教、少数派の宗教、そしてそのような分布になった経緯などを細かく説明しています。
連載という形式だった影響の為か、一つ一つを深く深く追求していく内容ではなく、限られたページ数で簡潔に状況を説明し、またそれらの情勢から今後の世界情勢を占うような紛争の懸念などに触れています。

内容を読んでいると、現在の紛争の原因はかなり読めます。
この本が出たのが平成九年ですが、現在でもかなり通用する部分が多いのは少し残念な結果といわざるを得ませんが、しかしそれぞれの紛争の経緯などを見ていれば、十年そこらで大きく情勢が変化することを望むのも無理があるのかもしれません。

ニュースでよく見る○○派という言葉の意味がようやく判ったのもこの一冊でした。
例ですが、イラクの情勢を伝えるニュースで見かける『シーア派』や『スンニ派』はイスラム教の派閥の事で、前者が多数派閥であり、後者が少数派閥です。
割合から見ると、この二つの派閥でほぼ100%。

またそれとは逆にニュースの裏側で行われたキリスト教での論争。
カトリックの避妊反対の協議と世界人口の増加に伴う環境問題との関連性などの話で、これはこれでなかなか興味深かったです。
それもそのはず著者の石川純一さんは通信社の記者。
この本でも中東など、話題性が強い地域の執筆に力が入っているように感じました。

尚、世界宗教地図の最新版も出ていますが、こちらは著者が異なり、立山良司さんの筆による物です。
立山良司さんは石川純一さんとは少し違って、教職についておられる方で専門は中東現代政治です。又、同じ著者でも1993年と今回紹介した1997年とでは、少し内容が異なります。(二編追加されています)



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