本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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現代岡山経済論-転換期の岡山経済/久留島陽三
岡山の経済についてを書いた本を読んでみました。
こういった本は定期的には出ているのですが、2013年と最近のものが出ていたので、購入しました。

 どんな本?
岡山の経済について、歴史を追いながら読み取っていく本です。
前半は農業の歴史について触れて、後半から工業へと転換し、現在に至るという内容です。
半分は経済論ですが、半分は経済史といってもいい内容だと思います。

一冊で読んでいると、県内における水島工業地帯の存在感が良く判ります。
そこまで農業を重点的に進めていた岡山県が、水島を契機に工業の県へ、そして輸出へ頼った経済へと転換していく流れを読むのには、ちょうどいいボリュームだと思います。
もう少し重点的に…と思うのであれば、それぞれの年代にあわせた本を探すべきでしょうし、丁度いいスタートラインになってくれる一冊だと思います。

■ 読みやすい?
写真は少なめで、表やグラフが多めです。
じっくり読んでいけば理解できると思う反面、全くの入門編として読むなら、多少経済の本を読んだ経験があった方がいい感じだと思います。
勿論、一冊で全て理解できるように書かれています。
数字が苦手、グラフィカルな方がいい!という方は、ちょっとしんどいかも。

■ 感想
一言で言えば、岡山の経済ってこういう感じです!という一冊です。
繰り返しになりますが、個人的には史学の本という印象の方が強かったです。

本の副題にもなっている、【転換期の岡山経済】というのは、過去の出来事であれば農業に力を入れた時期であったり、水島に力を入れて工業県へと移行していった時期でもありますが、次の転換期というのがリーマンショックや東日本大震災といった、比較的新しい出来事から起こっているものなので、そこへ対する答えというのは、勿論まだ曖昧なものです。
著者より、幾つかの提言がありますが、実際にどのように転換していくのはこれからであり、この本はその提言の部分を大きく取り扱う趣旨のものではありません。

基礎的な知識を身につけるというつもりで読むのがお勧めでしょう♪



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