本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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ドラえもん のび太の魔界大冒険/藤子・F・不二雄
魔法が使えたら、どんなに素敵だろう―。

少年・少女時代にそんな夢を見たことはないだろうか。
空を飛んで自由に移動したり、人形を生き物のように操ったり…。
どれだけ便利な時代になっても、科学は人の心から想像する余力を奪う事は出来ない。

この作品、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』では、同じように魔法があればと思ったのび太の願いが、もしもボックスによって実現される。

ドラえもんとのび太の二人は、魔法が当たり前に存在する世界を創りだしたのである。

チンカラホイ!

そんな呪文を唱えて、物を動かす事が出来た所までで、もしもボックスの創り出した世界は終わるはずだった。
しかし彼らのいる魔法のある世界には、ひとつの問題が発生していた。
魔界の王、大魔王デマオンが地球を侵略せんと狙っていたのである。
そして満月博士という、魔界について研究を進めていた学者をさらってしまったという。
のび太は、自分が創り出してしまった世界を守るために、魔界へ侵入することを決めたのだった。


ところでこの作品には、興味深いシーンがある。
物語の途中でもしもボックスによって、魔法のある世界をリセットするという選択肢が登場するのだ。
これにより、のび太もドラえもんも元の科学の世界へ戻ることが出来、全ては丸く収まる。
しかしのび太は自分が願い、創り出した世界を最後まで責任を持って守ることを決めてもしもボックスで戦況から逃げ出すことを思いとどまったのである。

ゲームの世界にはリセットボタンという機能がある。
それを押せば、前にデータを保存していた位置から再開することが出来るので、その間のミスは帳消しに出来る。
しかし、そのリセットによって消された瞬間までの世界はどうなるのだろう。
現実にリセットをすることは許されない。
早々に諦めるのではなく、最後までやりきって行くこと。

たとえ、世界を支配しているのが科学であっても、魔法であっても、それ以外の何かであったとしても…。
本当に大切なこと、物事の本質というのは何も変わらない。

僕達がたとえ魔法を使えるようになったとしても…、やっぱり、色々なことに思い悩みながら切磋琢磨して生きていくしかないのだと思う。
のび太も、魔法の世界に来て、当初は教科書を開きながら、必死に勉強をして魔法を周りの同級生に追いつかせようと頑張っていた。
藤子・F・不二雄先生は、僕達に魔法が使える世界を見せてくれるのと同時に、それでも一人ひとりが努力して前に進まなくちゃ、どんな世界だって生きてはいけない…そんな事を教えてくれているような気がしてならない。




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