本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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温羅伝説-史料を読み解く-/中山 薫
前から気になっていて、なかなかそれらしいタイトルの本を見つけられずにいたのですが、ついに?岡山文庫から発表されたので、読んでみました。
温羅伝説―史料を読み解く (岡山文庫 284)□ どんな本?
岡山県は桃太郎伝説発祥の地だと言われています。
その理由の一つに『温羅(うら)』にまつわる伝説が残されており、桃太郎伝説とよく似ているという事が挙げられます。
岡山県内には温羅伝説にまつわる神社や地名、そして未だに謎に包まれている鬼ノ城などが伝わっています。
この本では史料に残されている幾つかのパターンがある温羅伝説を一つずつ紐解き、温羅伝説が一体どのようなストーリーだったのか、そしていつの時代に生まれ、どの様な人物が描かれていたのかなどを考察します。
読んでまず最初に驚くのは、温羅と吉備津彦命が戦う温羅伝説に幾つものバリエーションがあった事です。
僕が知っていた温羅伝説は、戦いの結果敗れた温羅は首を切られて、その首がやがて鳴釜の神事へと繋がっていくというものだったのですが、中には吉備津彦命の部下となって180歳まで生きたというものまであって、驚きました。
古い史料の温羅伝説を要約した内容が紹介されており、中盤くらいで少し食傷気味になってしまいましたが、とても勉強になる一冊です。

□ 感想
一回読むだけでは、なかなか頭が追いつかない本です。
一回目で、温羅伝説のバリエーションを覚えて、その上でもう一度読み直して、時代考証や物語の登場人物などに関する内容を読んで、三回目でようやく多少は理解が出来るようになってくる…とか、そういった感じでしょうか。
こうして複数の史料を並べてみると、色々な差異があり、興味深いです。
冒頭でも触れましたが、なかなか気軽に入門として読める『温羅』に関する本は少ないので、この本は非常に貴重です。
温羅伝説に関するスポットを回る際には、是非とも先に読んでおいたり、巡る際の友として持ち歩いておきたい一冊です。





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