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Fujisaki

Author:Fujisaki

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
岡山の方言/十河直樹
今、地域によって差はあるようですが、方言は衰退傾向にあるそうです。
古くは書籍、マスメディア、インターネットなどを通して、標準語に接する機会が多すぎるのでしょうか…。
とは言っても、ローカル番組ばかりを見ているわけにも行きませんしね。

さて、今回読んだのはそういった方言の大切な記録が残されている一冊です。

 どんな本?
岡山県内の方言を、幾つかのエリアに分けて比べてみたり考察している本です。
この本自体も初版が昭和48年と、かなり古いものです。
それぞれの地域に住んでいる人たちが使う言葉から、方言の分布をまとめたり、一つの事象を伝えるのに、それぞれどのような言葉が用いられているのかなどが記録されています。
本文中に出てくるものから、少し例を挙げてみます。

例:地域別の呼称・『下さい』
・くれー、・くれんせー、・くらんさい、つかーさい(しゃー)、つかーせー、・ちょーでー


例:時代経過による方言の変遷・『片一方』
昭和20年ごろ・カタツラ、昭和30年ごろ・カタホー、昭和40年ごろ・カタイッポー


こういった地域や時代による変化、そして調査方法など言語について調べるという行為自体についても解説されています。

 感想
凄く面白かったです。

テレビや本などで方言を取り扱っていても、イマイチしっくり来ませんよね。
一つの県内で一つの方言が何処ででも使われているわけではないですから、当然でしょう。
そういう意味では、さすがに一冊で一つのテーマに絞ると、凄く判り易い。

先ほどの『下さい』の例で言えば、『くれー』は県内全域。現在でもよく使われている言葉です。
くれんさい』は美作の東部、美作の大部分では『つかーさい』が出てきて、備中では『つかーせー』が、広島県との県境付近では『くらんさい』、備中の南部では『ちょーでー』が出てきます。
岡山弁といっても、全く一つの言葉ではなくて、旧国名の美作、備前、備中に分けてもまだ足りない。
テレビドラマなどで(主に二時間ドラマかな!?)岡山弁が出てきても、イマイチしっくりこないのは、こうした言葉の分布どおりではない為なのではないでしょうか。

方言を好きになれというのも乱暴ですし、ムリヤリに使うのもどうかと思います。
でもこの本のように楽しみながら、方言に接していければ、もう少し方言というものが愛されるのではないかなと思ったりもするのです。



テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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