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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
ダムで沈む村を歩く―中国山地の民俗誌/和賀正樹
苫田ダムに関連する本を読んで見ました。

□ どんな本?
苫田ダムの計画によって沈む事になった奥津町などの周辺を訪ねたレポートです。
この本自体はダムの建造について良いとも悪いとも、そういった意見を述べる内容ではありません。
民俗誌を残そうというコンセプトなので、反対派の人が多く登場するのは否めませんし、そういった方々はダムの是非について語ったり、事業事態についての批判や意見も行っていますので、そういった内容であるとも取れます。
ただし、先に移住した人の声も掲載されています。
地元を愛する事は大切だし、美しい事だと思います。
しかし移住した人たちが、その利便性を語る姿も、また現実だと思います。
ダムの問題の他に、伝統工芸や伝統料理、山の中を暮らす人々の生活ぶりなどを記録している、正に民俗誌となる一冊です。

□ 感想
生活についてや、料理等については、そういった事を記録した本と比べると、実際の人々の柔軟な対応や考えが出ていて、なかなか面白い感じです。
これ!という決まったルールがあるわけではなく、大体そういう感じで、後は実際に暮らす人々がいいようにアレンジしていったというのが、現実なんだろうなぁと思います。

ダムについては、この本を読んでいると、少し意外な重いがしました。
ふるさとを去らなければならない人たちの思いは、僕自身にもふるさとがあるので痛いほど良くわかるつもりです。
ただ、移住する事の全てが悪なのか?というと、言葉に詰まるような意見もあります。
ある女性は買い物について、今までは買出しに家族に頼んでいた為、自由に買い物をしたり出歩いたりする機会が無かったのが、移住したらお店が近いので自分で買い物にいけて楽しい…そんな風に語っていました。。
そんな風景を思い浮かべると、移住する事も全てが悪い事ばかりではないんだなと感じます。
そういった板ばさみなのか、中立の立場を守っている人たちの葛藤も語られています。

資料だけでは判らない、色々な意見が見えてくる。
そんな一冊です。



テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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