トヨタ VS.ホンダと目を惹くタイトルではあるものの、内容を読んで見ると意外と普通の車評です。
表紙にヴィッツとフィットが並んでいる事や、ステップワゴンとノア/ヴォクシー、この本の時点では紹介されていない物の、後に起こるストリームとウィッシュの関係のように、確かにトヨタはホンダを意識している…?というように見えない事もないので、まぁ、そういう部分に焦点を当てて書いた様子です。
ただ、タイトルから連想されるような露骨な比較ではなく、各カテゴリー(コンパクト、ミニバン、セダン等)の車種からトヨタとホンダのクルマは必ず取り上げている以外は、他の競合する車種として他メーカーの車評も行っているので、他メーカーの車の動向も気になる…という方でも手に取れます。
トヨタVSホンダというよりは、むしろトヨタとホンダのクルマを中心とした車評の一冊といった趣です。
著者の三本和彦さんといえば、テレビ番組『新車情報』の司会を勤められていた方で、高級車から商用車まで幅広く紹介することや、実用の面からメーカー側の開発責任者へ鋭い質問を送ることで人気を博したクルマ評論家の一人です。
本書でも辛口批評!という言葉が踊っていますが、三本和彦さんはそれほど辛口ではないと思います。特にこうして文章で読んでみると表現が軟らかく感じられます。
ただワンポイント解説のような短いところでは、ちょっと辛口かも…?
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