本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事☆

本棚

カレンダー


04月 | 2017年05月 | 06月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | Page Top↑
十津川警部二つの「金印」の謎/西村京太郎
僕には読みたい本の波があります。
…その波が一番大きいのが、西村京太郎さんです。
今は西村京太郎さんの波が来ていて、色々と読み漁ってますヽ(*>∇<)ノ
と言う事で、タイトルで選んでみた本を読んでみました。

□ あらすじ
この本はタイトルからも伝わってくるように、トラベルミステリーではありません。
かといって、一般的な推理小説ともちょっと違う作品です。

住む場所の異なる三人の男女が首を切断された状態で発見された。
彼らの共通点としては、日本史の研究をしている事と、現場に残されている「正義之国王」を名乗る人物の犯行声明が残されているという共通点があった。
そしてその声明文には国宝の『漢委奴国王』の金印が押されているのだが、その一つは存在すると考えられながらも見つかっていなかった『親魏倭王』の印であることが判明した。
そして、時を同じくしてアドベンチャー・ジャパンという研究団体がその金印を発見した事を発表し、そして幹部の一人がその金印を盗み出し、現在殺人を繰り返している犯人であると断定してみせたのだった…。


□ 内容
日本史の内容が多く出てくるので、日本史もミステリーも好き!という方には良さそうですね。
西村京太郎先生も、きっとお好きなのでしょう。
日本史の説明の部分になると、いきなり改行が殆ど無いまま文字が並ぶ、それこそ古文書のようなページがあるので、日本史が苦手な人はある程度忍耐しながら読む必要があるかもしれません。
また、同時に歴史上における重大な発見とされているものに対して、それは絶対に確実とはいえないものだ…とも取れるようなメッセージが含まれているのも興味深いですね。

ネタバレ等は続き以降で。


□ トリックなど
緻密なトリックというよりは、それぞれの犯行が何故行われたのかといった心理面を解き明かすような内容です。
・三人の首無し死体の内、一体のみ首が見つかったのは何故か?
・歴史研究家が本物とは思えない金印を本物と鑑定したのは何故か?…といった感じでしょうか。
見事なトリック!というよりは、辻褄を一つずつ合わせていくような感じです。
ただ、それなりにどんでん返しのような展開もあり、ただただ読むだけではなく、考えながら読む楽しみも充分にある一冊です。
強いて言えば、最後の実行犯を捕まえる為の、犯人の人柄から逃亡先を割り出す手法は、ちょっとそれで断定して動くには稚拙な展開ではないかと思いました。
殺人を犯して高飛びしようとしている容疑者が、普段日本食か日本風の中華料理しか食べないから国外へは行かないだろうというのは、ちょっと無理が…。

勿論、十津川さんと最新のプロファイリングは合わないのかもしれませんが、ね♪

□ 感想
タイトルから、ある程度は本流から離れた作品である事を予想して読んでいたので、個人的には気になりませんでした。
この手の作品だと、結末をあやふやにして終わらせるのではないかと思っていたのですが、ビックリするくらいきちんと終わらせていたのも、好印象でした。
人を殺すたびに報酬を上乗せしていくなどの、真犯人の心理的な手法もなかなか上手いなぁと感じました。
なんだかんだで、地道な調査で犯人に迫っていく姿こそ、トラベルミステリーであろうと、今回のようなちょっと変わった題材であろうと、十津川警部の魅力なんだと思いました。





もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:

ブログ内検索

amazonさんで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。