本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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素晴らしきチボリ公園の残像/渡邊雅浩
かつて岡山県倉敷市の倉敷駅の前にあった『倉敷チボリ公園』。
初年こそ東京ディズニーランドに次ぐ来場者数を誇ったものの、年々来客者数が減少し続け、最終的にはチボリ公園の商標を使えなくなった事をきっかけに閉園となってしまいました。

第三セクターで運営され、最終的には県が主体だったものを倉敷市へ委譲しようとするなど、晩年には余りいい報道がなされなかったように思います。

しかし公園自体はとても素晴らしい場所でした。
必要以上にアトラクションを充実させるのではなく、雰囲気を楽しむ公園。
それは癒しを求める時代にこそ必要だったのではないでしょうか。

この本は岡山県から出向して、チボリの運営に携わっていた著者が記した『チボリ公園のガイドブック』です。
一つ一つの遊具や施設へ対する説明、チボリ公園(本家)の歴史やデンマークの文化などを詳細に説明しています。
著者としては思い出に触れる場所として、また倉敷チボリ公園のいいところを残すための本として作られたものですが、これを読んでいるとまたチボリ公園に行きたくなってしまいます。
もし公園が続いていたら、こんな本は出なかったのかもしれませんが、公園が有るうちに読みたかった一冊です。

反省すべき点も沢山あったでしょうし、それは今後も活かされなければならない。
だけどチボリ公園の11年間の歴史を全て否定する必要も無い。
今になって思えば、第三セクター事業でテーマパークという形を考えれば、著者も言う通り、公園単体で黒字であるかどうかではなく、駆け込み需要のあった最終年の前年度でも75万人の来場者があった事を考えれば、周辺の経済効果も含めて黒か赤かを考えて判断する事がもっと議論されても良かったのかもしれない。
否定される事の多いチボリを、きちんと肯定してあげた優しい一冊です。




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