本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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トワイライトシンドローム・究明編
少し前に遊んでいたトワイライトシンドローム・探索編の続編となる『究明編』を遊んでみました。

タイトルからも判るように、直接の続編になっています。
システムやグラフィックも殆ど変化が無く、進化などを期待していた方は、肩透かしになるかもしれません。
そもそも前作の時点で次回作がアナウンスされており、発売の間隔も3月と7月と近いので、たとえ製作する側が積極的に変化をつけようとしても、余り差は無かったのではないでしょうか。

□ あらすじ
登場人物も前作と全く同じです。二年生の長谷川ユカリと、逸島チサト、そして一年生の岸井ミカです。
前作の『もうひとつの噂』のエピソードで机上に手紙を書きあうことで知り合った謎の少女とやり取りをし、そして行方不明になった岸井ミカを探すというところからストーリーが始まります。
このエピソード『雛代の杜』のみが前作からの続きになっているほかは、前作と同じく独立したエピソードが続きます。
前作との差異としては、非現実的な要素が増えた事が挙げられます。
探索編では心霊スポット回りのような遊び心があるエピソードが続きましたが、本作品では幽霊との接触や、位空間のような場所の探索が続きます。
リアリティの強い前作と比べて、本作はゲームらしい要素が増えたと言えるでしょう。
また、タイトル通りに言うのであれば、前作は霊現象を見に行く作品で、本作は中に入って解決する作品です。

□ ゲームシステム
前作と大きな変更はありません。
シナリオを攻略して、大吉・中吉・凶の判定をして、中吉以上なら次のシナリオへという流れです。
強いて言えば、究明編の方がキャラクターの声が多いです。
ただ全体的にエコーのきいた喋り方で、聞き取りづらい部分も多く、文字が多かった前作の方が良かったような気もします。
前作よりは動き回る部分が増え、時間制限内に脱出しないといけないというエピソードも多かったので、サウンドノベルっぽかった前作とは、全く同じゲームでありながら一線を画すような感じがあります。

□ 怪談
登場する怪談は前作と変わらず六つです。
前作のセーブデータと本作のデータ全てを大吉の判定で攻略すると、続編となるムーンライトシンドローム(岸井ミカを主人公とした作品)の予告編を観る事が出来るそうです。
…が、消しちゃったんです…。前作のデータ…。残念。

・雛代の杜
消えた岸井ミカを追いかけ、前作の最後のエピソードに登場した少女から岸井ミカを奪還します。
古い風習にまつわるエピソードで、唯一前作からの続きとなっているシナリオです。
・夕闇の少年
体育倉庫に現れる幽霊と出会う作品です。
幽霊を通していじめがあった事を究明していきます。
・テレホンコール
昔はよくありましたよね、電話に関する怪談って…。
ユカリの部屋のみで進行するエピソードで、彼女の家庭環境が伺えます。この家庭環境の事は最後の方で少し関わってきます。
・錆びた穽
工事現場にある穴を冒険する作品です。
このエピソードだけ、時間内に脱出しないとゲームオーバーと言うシステムがあります。
・オカルト・ミステリー・ツアー
前作の女の子のエピソードの続編です。
前作を知らなくてもOKですが、とにかく色々な事が起こるので、気をつけないとフライトレベルで痛い目にあったり、バッドエンドに進んだりします。個人的には一番難易度が高いシナリオだと思いました。
・裏側の街
神隠しにあった女の子が消えた公園から、謎の町である『裏側の町』へたどり着いてしまう作品です。
ここから脱出する為に動き回るという作品です。
雨月奇譚を凄く思い出しました。結構根気のいるシナリオです。
で、先述の隠しシナリオを除くとこれがラストになります。

□ 感想
前作と比べると、少し雰囲気が違う作品です。
同じシステムでありながら、前作と本作で好みが分かれそうな感じがあります。
リアリティ志向で、DVDなどで出ている心霊スポットめぐりのような感触で楽しむのであれば前作の方がいいでしょうし、ゲームらしさを楽しみたいのであれば本作の方がゲームをしている感じがあります。
好みで選んでもいいですし、両方してもいいと思います。
続編ではありますが、前作をしていないと全く判らないというわけでもないので、大丈夫だと思います。





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