本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

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赤ずきんちゃん/グリム
買い物に行った先で、赤いターバンを見かけて以来何故か童話の『赤ずきんちゃん』が気になるようになってしまいました。

…ということで、こういうときに便利な青空文庫さんでグリム版の赤ずきんちゃんを読んでみました。

もちろん有名な童話なので、初めて読んだわけではないと思うのですが、いくらか記憶と違った部分がありました。

あらすじ
あるところに赤ずきんちゃんと呼ばれるかわいい少女がいました。
特に彼女の祖母は溺愛していて、ビロードで作った赤い頭巾をプレゼントしました。
とても似合っていたので、彼女はいつもこの赤い頭巾をかぶるようになり、『赤ずきんちゃん』と呼ばれるようになりました。
ある日、病気の祖母を見舞う為に一人で村から少し外れた場所にある祖母の家へ向かいます。
その途中、彼女は狼と出会い一緒に歩きます。
そこで狼は悪事を思いつき、彼女をそそのかして花摘みなどの寄り道をするように仕向け、自分は先におばあさんの家へと向かったのでした…。

□ 記憶に無かった部分
僕、子供の頃に聞いた記憶では赤ずきんちゃんと狼は同行していなかったように思います。
ってか、いくら狼が悪い生き物だって知らなくっても毛の生えた四足歩行をする獣くら警戒してもいいんじゃないかと。
後に知人の狩人が通りすがって狼に丸呑みにされた二人は救出されるのですが、ここでも描写が違いました。
確か…、二人は中で再会して励ましあうか何かしていたと思うのですが、まず赤ずきんちゃんが飛び出してきます。
曰く、『おおかみのおなかの中の、それはくらいったらなかったわ。』。
そして、後から『やがて、おばあさんも、まだ生きていて、はいだしてきました』と続きます。
もしかして赤ずきんちゃん、真っ暗でおばあさんがいたことに気づいていなかったのかな?
もう一人の被害者であるおばあさんは相当弱っていて『虫の息になっていました』だそうです。
ちなみにそんな状況で赤ずきんちゃんは『でも、さっそく、大きなごろた石を、えんやらえんやら運んできて(以下略)』、おばあさんの心配より先に復讐に走ります。
この作業が致命傷となり、狼は死んでしまったようです。
僕が読んだバージョンではぼかした表現になっていますが、彼女たちを助けに来た狩人は『おおかみの毛皮をはいで、うちへもってかえりました』とあります。
直接的な表現より、妙に迫力があるのですが…Σ(・ω・ノ)ノ!

□ 物語の意味
一時期、本当は怖いグリム童話…なんてタイトルで、初期の版などにあった残酷な表現や、エピソードが取り上げられたことがありました。
時代ごとに表現が変わってくる事は多々ある事ですが、こうした童話には教訓的な意味などが含まれていたりするようです。
この赤ずきんちゃんにもそうした意味は含まれていて、実は寄り道を諌める為のお話なのです。
この話で言えば、寄り道さえしなければ、狼に先回りされることが無く、おばあさんも赤ずきんちゃんも食べられることは無かったでしょう?という事なんですね。
だから物語の最後で、赤ずきんちゃんは寄り道は今後しないと心に誓っています。
そうした教訓的な意味合いから、グリム以前の時代に伝わっていた赤ずきんちゃんの物語は、二人とも助かる描写はないのだそうです。
死にたくなければ、まっすぐ行ってまっすぐ帰れ!…ということだったんですね。




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