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Fujisaki

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
おかやま 桃太郎伝説の謎/山陽新聞社編
岡山県は昔話で知られる桃太郎の部隊となった場所といわれています。
全国的にもそういうイメージなんだろうと勝手に思っていたら、意外と全国各地に桃太郎の舞台とされる場所が多く存在のだそうです。
そこで桃太郎を勉強しようと思い立ち、『桃太郎伝説の謎』という本を読んでみました。

この本は山陽新聞社が出している桃太郎に関する本です。
タイトルには謎という言葉が含まれますが、実際のところは研究などの難しい部分は控えめで、桃太郎物語の色々なことを考察しています。

□ 桃太郎の山行き型と鬼退治型
まず冒頭は昔話から始まるのですが、これは僕が聞いたことが無いバージョンでした。
本文中の言葉では『山行き型』とされる話しで、桃太郎の成長過程に関する描写があるものです。
僕が知っている桃太郎は、スクスクと育ち、育ててくれた老夫婦へのお礼の意味も込めて、人々を困らせている鬼を退治しに良くというものでした。
これは本文中では『鬼退治型』とされています。
山行き型では、物臭な桃太郎の姿が描かれています。
友人から冬篭りへ向けて、木を切りに行こうと誘われてもあれやこれやと理由をつけて行こうとしません。
やっと山に行っても働かずに寝てばかり…かと思いきや、巨大な木を一本引き抜いて持ち帰り、老夫婦を狼狽させています。
置き場に困った木を川に放り入れたところ、非常に大きな音がした為に、その出来事から殿様の耳へ桃太郎の怪力が知られるようになり、桃太郎へ鬼退治を依頼するという事になったのだそうです。
その後は良く知られる桃太郎の話になります。

余談ですが、ここで紹介されている桃太郎は犬、猿、雉からきび団子をせがまれた際に、一個を渡すのは拒んで半分だけ渡しています
…ケチぃ奴やのぉ。

□ 各地の伝説の地
この本を出した山陽新聞社は岡山県で最大手の地方の新聞社になります。
なので紹介されている場所は岡山が多いのですが、それ以外にも桃太郎で著名な地である香川県の高松市(鬼無)、愛知県の犬山市が紹介されています。
不勉強なもので、高松市の伝説は知らなかったのですが、香川の女木島は鬼が島として著名な場所です。
僕も一度訪れたことがある場所です。
この三箇所は候補地として知名度が高いということで紹介されていますが、それぞれに町おこしに桃太郎が活用されているのは、見ていて面白かったです。
どれだけ時代が変わっても、多くの人々に訴求できる桃太郎というのはすばらしいですね。

□ 時代背景
それぞれの時代における桃太郎の扱いは、知らなかった部分が多くて勉強になりました。
まず桃太郎が明文化されたのは江戸時代の事だそうです。
1723年に出された本が最古とされていて、それ以前はずっと語り継がれて存在したのです。
これって凄い事ですよね。
なので別の項目で語られているような、ヒロイン役が登場する桃太郎の存在があったり、地域ごとの差異も出てきているようです。
また政治的に利用された事もあるそうです。
特に戦時中には若者を戦争へ駆り立てる為に利用されていた為に、終戦後は教科書や学校の演劇などから桃太郎が外されるという時期もあったそうです。

□ 感想
上記で紹介した他にも、起源を辿っていく内容があります。
これはサラッと紹介するには少し難解な部分もあるので割愛しましたが、海外まで辿っていく部分もあり、実際のところはどういう話から桃太郎が生まれたのかを、きちんと調べるのは難しいのかもしれません。
ただ桃太郎という話が昔から、広く愛されてきた事が良く判る一冊でした。
東北地方に伝わるというヒロインが出てくる桃太郎も読んでみたいなぁと思いますし、小さなお子様が居るご家庭でしたら、山行き型の桃太郎なんて、少しだけ話を長くすることが出来てお勧めですよ♪
30年ぶりぐらい!?に必死に昔話を読むことができました(^ー^* )



テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌


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