About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事

本棚

カレンダー


10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
図書館ねこデューイ/ヴィッキー・マイロン
図書館ねこデューイ。
日本のテレビでも紹介されたことがある、世界で一番有名な図書館で暮らした猫の名前です。
その猫の死を知り、飼い主であり、図書館の館長だったヴィッキー・マイロンさんが書いた本を読んでみました。

日本の図書館ではあまり想像が出来ませんが、海外では図書館が猫を飼育しているケースは多少あるようです。
デューイは図書館の外へ設置された返却ボックスの中から発見された子猫で、そのまま図書館ねことして飼育される事になりました。

非常に賢く、人懐っこい性格で愛された事から、存命中から多くのメディアで取り上げられ、そして各地から彼(雄です)と会うために人々が訪れたそうです。

ただ、彼は特別なことをする猫ではありません。
著者は本文中で彼自身が特別だったと触れていますが、敢えて冷静な視点から見るのであれば、人懐っこくて賢い、だけどどこにでもいるかもしれない普通の猫だと思います。

猫は気まぐれなイメージで語られることが多くあります。
自分が構って欲しいときはやたらと甘えてくるのに、気分が乗らないときは声をかけても撫でても迷惑そうに一瞥するだけだったり…。
でも猫を飼っている多くの人々が経験している通り、彼らはイメージ以上に人をよく見ています。
寂しいとき、悲しいとき…気がついたらひざの上にいたり、隣に座っていてくれたりします。

デューイは飼い主といえる図書館のスタッフや常連の客だけではなく、多くの来館者に対してもその気配りが出来た猫です。
病気の子供に近づいていったり、孤独を感じている人のひざに座って見せたり、興味が無いはずの玩具をくれた子供の前で懸命に遊んで見せたり…。
もし彼に特別なところがあるとすれば、特別に人懐っこかったという事なのかもしれません。

彼のそうした取り組みが、サブタイトルにもあるように『町を幸せにした』のです。

アニマルセラピーという言葉があります。
動物と接する事で、心のケアを進めていくものです。
デューイというのは、図書館スタッフも、そして当の本人も意図せず、それをやってのけた存在だったのでしょう。
そして、多くの人に愛された。

でもこの奇跡は人だって起こせるはずです。
猫という存在だから人の心の隙間に入っていけるという事はあると思います。
ただ人だって、誰かに声をかけて欲しいと思っている人、ただただ話を聞いて欲しいと思っている人…。
そうした人の隣に座ってあげる事はきっと出来るはずです。
大切なのは、自分から動いていくことです。
デューイほど上手くやれなくても、一人ひとりが少しずつ取り組んでいけば、町中を幸せで包み込む事だってきっと出来るはずです。
デューイが生きた18年間という年月で終わらせたくないですよね。
彼を知った全ての人々が、彼がやったように取り組んでいければ…、本当に彼は永遠に生き続ける図書館ねこになれるのではないでしょうか。



テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://tontonme.blog85.fc2.com/tb.php/1557-ea1732cb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

amazonで探す

本の虫を管理する!

ブログマニア

古本の雄、ブックオフ ネットデビュー! ¥1,500以上送料無料

リンク

このブログをリンクに追加する

旅行記