本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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彼は誰を殺したか/浜尾 四郎
浜尾四郎さんの、推理小説としては古典に入りますね。
短編、彼は誰を殺したかを読んでみました。

妻が親戚の男性と親しくしていることに腹を立てた男性。
彼はその男性を殺害する計画を立てる。
そして、本当に男性は死んでしまった。
しかし、彼は精神的に参ってしまい、後に交通事故で死んでしまう。
その事故の際に車を運転していたのは、先に死んだ男性の親族だったのである…。


短編ではありますが、なかなか読み応えのある作品です。
著者の浜尾さんは横溝正史さんや江戸川乱歩さんといった時代に活躍された作家さんです。
この作品の中にも片鱗がうかがえるのですが、検事や弁護士の仕事をされていた方です。
若く逝去されたので、作家としては5,6年程度しか活躍していませんが、非常に読み応えのある作品を残しています。

ネタバレ等は続き以降で。



この作品はタイトルが少しネタバレなんですね。
最近の作品で言えば、我孫子武丸さんの0の殺人にも通じますが、誰も殺されていない事件です。
作品中では何の犯罪も行われておらず、ただただ作者が読者をだましているんですね。

先に挙げたあらすじも拙いながら、叙述トリック風にしてみました(笑)。
殺害する計画を立てる→男性は死んでしまった
この流れがあると、殺人が行われたと思い込んでしまいますが、別に男性が殺されたという記述でも、殺人計画が上手く行ったと言う記述でもないんですね。

しかしこの作品で一番面白いのは、殺してもいない犯人の良心の呵責です。
それが第二の殺人(もどき)へ繋がっていくのです。
これは検事として様々な事件へ立ち会ってきた著者の経験のなせる業でしょうか。





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