本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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やる気 やるチャンス やる力/高原慶一朗
著名な企業の経営者の方の本を読むのが好きで色々な方の本を読みましたが、どうしてもよく見かける業態の仕事や、僕自身が好きな車関係などに偏りがちだったので、思い切って方向性を変えた、余り知らない業界の方の本を読んでみました。

高原慶一朗さんはユニ・チャームの創業者です。
僕が関係有るのは、今のところペット用品やマスク(あの長く使っても安心な超立体シリーズはこのユニチャームさん♪)など程度ですが、やはりユニ・チャーム社といえば、女性の生理用品や、紙おむつでしょう。
全く知らない業界ですし、話についていけなかったらどうしようと思いつつ読んだのですが、読んでみれば、アメリカでの女性の生理用品の市場を見て、日本でもその需要が育つ事を確信し、事業として始めた著者自身も男です。
やはり若い頃から性別を超えた先見性があったという事なのでしょう。
本を読むことでさえ迷っていた自分が恥ずかしくなりました。

さてこの本ですが、凄く一般的にありそうな『自己啓発本』に近い内容です。
経営者の方の本を読むと、自らの武勇伝などを中心に、だからこういうのが良いんですよという論調のものが多いように思います。
読む側が期待するものもそうですし、既に成功を収められている経営者の経験を踏まえた言葉の重みというものがあるからこそ、色々な経営者の方へ本を書いて欲しいと言う依頼もあるのでしょう。
それに比べると高原さんの書いた内容というのは、きちんと一般論として説明をしています。
また聞き上手である事を重視していると自らも書いてある通り、古今東西の様々な経営者の方々の言葉が引用されていて、一度目を通した後、次は名言集としてもう一度読み返してみても面白いくらいです。
これは生理用品への参入を、講演会でお会いした松下幸之助さんに意見を求めた際、逆に質問攻めにされたという経験からきているのかもしれません。
年下の方や後輩、部下から何かを学ぶと言うのは気恥ずかしい事もありますが、積極的に取り組んでいきたいものですね。

もし多少出てくるユニ・チャーム社の部分を省いてしまえば、この本を書いたのは有名なコンサルタント業や、こういった本を書く専門の方なのではないかと思ってしまう人も多いでしょう。
事実、『ビジネスで成功する100の知恵』というサブタイトル通り、100の項目に分けていたり、凄くそれっぽい雰囲気があります。
とても読みやすく、またご自分を前に前にと出さない人柄が出ているようで、気持ちの良い一冊でした。

さて、この本の中で二度紹介された言葉があります。
勝てる勝負しかするな、勝てる勝負で大勝せよ』です。
マイケル・ポーターさんの考えで、幅広く取り扱うのではなく、自らの得意なジャンルを集中的に攻めてトップを目指す。
だからこそユニ・チャーム社は非常に大きな会社にもかかわらず、僕のような男の消費者の間では、冒頭のように余り知らない企業というイメージを抱きがちなようです。
でもそれはユニ・チャーム社としては今のところ戦略どおりなんですね。
もし将来的に男性に関係する商品で一気に勝負に出てくるようなことがあれば…、その時は、女性の方から『え、あんな有名な会社知らないの?』なんて笑われてしまうのかもしれませんね。

お考えとしては革新的なところも多々見られるのですが、それ以上に保守的なお考えなのかなと思いました。
商品開発において〇から作られるものは余り無いと言い切ったり(革新的な技術を導入にするにしても、現在ある何かを改良する事が殆どだとする考え方です)、先述の勝てる勝負…という考え方もそうですよね。
その半面で意思決定などのスピーディさに対するこだわりは非常に強くお持ちです。
なんとなく、穏やかな雰囲気の反面、勝負に出るなら絶対に勝つ、しかも圧勝で!という、凄く強い部分もあるんだろうなと思わされる、僕が今まで見てきた著名な企業の創業者の方とは雰囲気の違う方だなと感じました。





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タケゾウ
はじめて書き込みします。

中国の兵法書の孫子という本で次の記述があります。

≪軍事は国家の命運を決する重大事である。だから軍の死生を分ける戦場や、国家の存亡を分ける進路の選択は、くれぐれも明察しなければならない。≫

孫子の兵法完全版 1総説
http://maneuver.s16.xrea.com/cn/sonshi1.html 
 
 孫子の兵法の考え方として「戦争は国家の一大事であり、経済的に国家に大きな損失を要するため、戦争に踏み切るのには熟慮を重ねた上でなければならない」というものがあります。

≪『勝てる勝負しかするな、勝てる勝負で大勝せよ』≫

と記述しているのも、企業で市場に攻勢をかけるということは戦争と同じく、企業にとって一大事であり、経済的に大きな損失であることは言うまでもありません。やはり「本当に勝てる勝負なのか?」熟慮を重ねて、勝てると踏んだときには、自らの資金、労力を惜しみなく投入する、劣勢と踏んだときは損失を最小限に抑えるために素早く撤退するという、堅実な手法だからこそ、これほどまでの大企業になれたのだと思います。

 
 
2012/11/21(水) 12:53:58 | URL | [ 編集]
Fujisaki
はじめまして、コメント有難うございます。
本の虫、中毒日記の藤崎です。

孫子の考え方に通じるものがあったんですね。
ユニチャームさん自身も大きいですし、恐らく取引のある会社なども含めると非常に大きな影響がある企業でしょうし…。
勝てる勝負をするというだけではなく、勝負をするなら勝たなくてはいけないという使命のような部分もあるのでしょうね('▽'*)
紹介していただいたリンク先、とても勉強になりました♪
2012/12/10(月) 11:07:24 | URL | [ 編集]












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