本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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愛と憎しみの高山本線/西村京太郎
西村京太郎さんの愛・四部作を収録した短編集を読んでみました。
著者の作品を活発に読んでいた頃だと、愛っていう言葉に凄く拒否反応を示していたなぁ…。
愛憎が動機にある殺人事件って、犯人に共感しづらくって…そんな僕でも、何の抵抗もなくこういうタイトルを読めるようになりました。愛憎が判って来たんです、きっと。

閑話休題。

収録されている短編は全て『愛と○○の××本線』というタイトルで統一されています。
西村京太郎さんは非常に多作な方ですが、間違って過去の作品とタイトルがかぶったりしないのでしょうか…。
それぞれの感想は以下です。

□ 愛と裏切りの石北本線
あるルポライターが車ごと爆破されて死亡した。
彼は死の直前、近くにいた人物へ一枚の写真を託した。
何の変哲も無い荒野の写真…この写真に込められた意味とは?
レブンアツモリソウをめぐる殺人事件です。

□ 愛と孤独の宗谷本線
不慮の事故で娘を失った男の物語です。
トラックから落ちた鉄骨による事故で、業務上過失致死に問われた相手は執行猶予がついていた。
その男を殺し、仇を討とうと拳銃を入手して旅立った。
道中で彼は娘と見た目や年齢、更には名前まで同じ女性と出会う。
しかし彼女自身も不審な動きをとり、更に彼を襲う男まで現れたのだった…。
読んでいて、ちょっとユニークな感じさえする作品ですが、ラストの綺麗さは十津川作品でも随一かも。

□ 愛と憎しみの高山本線
表題作でもある作品です。
A、B、Cと頭文字で爆破事件を起こす対象を予告し続けた爆弾魔がいた。
警察が調査する中で、容疑者が自殺をしているのが見つかった。
しかし、その後Dを爆破すると言う予告が『愛と憎しみを継ぐ者』から出された。
この奇妙な連続爆破事件の真相とは?
膨大なイニシャルから何かを特定するなんて無理やろー…なんて、少し強引さも漂う作品ですが、なかなか面白かったです。

□ 愛と絶望の奥羽本線
いざこざから妻を殺してしまった男性が愛人と逃避行する作品です。
しかし警察が調べた殺人事件には、根底からおかしな部分が存在していた…。
ラストシーンがどうしても理解できない作品です。
…っていうか、やっぱりこの事件に関しては本当に殺人を犯す理由がつかめなかったです。




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