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Fujisaki

Author:Fujisaki

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
お葬式の雑学/市川 愛
誰しもが避けては通れないのが死で、そして死の前には近しい誰かの葬儀があるものです。
そんな葬儀の雑学というテーマで書かれた本を読んでみました。

この本で興味深いのは葬儀の雑学と言うよりは、地域による違いです。
僕は岡山県の人間なのですが、家系としては四国から出てきたそうで、お通夜の際には一晩中おリンを鳴らして過ごす習慣がありますが、これは岡山県には殆ど見られない習慣なのだそうです。
また岡山県では朝の食事や会葬に来てくれた方へ渡すお礼の品のことを「たちは」と呼びますが、これは地方限定の事なのだそうで、この本で読むところによると山口県と岡山県くらいだそうで、内容に関しては山口県のそれと岡山県のたちはは別の物の様です。

これはこの本には掲載されていませんでしたが、知人の葬儀で驚いてしまったのですが、葬儀の際に行われる集合写真
ネットで調べてみると、意外と行われている地域があるんですね。

…と、葬儀なんてそんなに違いはないでしょう?と思ったら、意外と違いが多いんです。
そんな地域差を葬儀の段階を追いながら説明してくれるのがこの一冊です。
やっぱり違うんだなーと思ったのは、沖縄県の風習でしたし、知らなかったのは秩父地域の風習でした。
秩父は本の中盤辺りではメインの話題かと思うほど、興味深い風習が見られました。
また火葬についても東北地方や沖縄では火葬が先になる事が多く、県単位でも前と後が地域によって異なる場所もあるそうです。
余り葬儀に出る…しかも遠い地域の葬儀というのは経験が無かったので、どこも葬儀が終わって火葬場なのかと思いきや、著者によるとそういった地域の人が後で火葬をする葬儀へ参列して棺にご遺体があって驚いてしまったというケースも有るそうです。

ただ興味深いのは一つ一つの風習の由来を辿ってみると、基本的な考え方に大きな違いは無いんですよね。
共通するような考え方の表現の仕方が異なったり、ある地域では廃れたものが別の地域ではそのままだたったり、形を変えながらだったり残されていたり…。
その地域の特性によるものもあるようですし、葬儀を通して人々の生活や考え方、そしてその変遷が見えてくるのがとても興味深い一冊でした。

葬儀の簡素化、この本にも出ている直葬(火葬のみの葬儀)や一日葬(通夜を省略した葬儀)、家族葬(ごく近しい親族だけの葬儀)といった形で様々な形がありますが、葬儀と言うものは本来どういうものだったのかを考えさせられる本でした。
勿論…、今挙げたような葬儀の形が主流となり、いつか遠い日には『かつては通夜という儀式も行われていたが…』なんて書かれるようになるのかもしれませんね。



テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌


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